出版社内容情報
「そおっと そおっと もっていくよ」小さな女の子が一生懸命お菓子をはこぶお手伝い……。
「そおっと そおっと もっていくよ」小さな女の子が一生懸命お菓子をはこぶお手伝い……。生活のなか、子どもがみせる何気ない仕草。そんな瞬間を、親子いっしょに大切にできますようにと描かれた新しい赤ちゃん絵本。
【著者紹介】
1972年生まれ。イラストレーター、絵本作家。東京都在住。広告、キャラクターデザインなどの仕事も手がける。創作絵本に『おでんわもしもししましまちゃん』(くもん出版)、『ぷうちゃんのちいさいマル』(作・東直子 岩崎書店)など。『6人のお姫さま』(作・二宮由紀子 理論社)、『春はあけぼの』(文・清少納言/編・齋藤孝/ほるぷ出版)などの装画でも活躍中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
58
表紙のこの目の冴えた女の子の絵に惹かれて手に取る。目は心の窓と言われるが、果たしてそうか?。目の鋭いバカもいるし、キョドキョドした君子もいる。目を見ればその人が解るなんて嘘である。私達は簡単に外見に騙される。外見にあらぬ期待をし、外見にあらぬ偏見を持ち、騙されている事に気付かず、騙された事を忘れ、きっと死ぬまで騙されるだろう。この表紙の少女の冴えた目は、落とさぬ様に運んでいるこのケーキを見つめている。きっとケーキの事しか考えていないだろう。何一つ冴えた事は考えてない。しかしそれで良いのだ。丁寧に、丁寧に。2017/02/17
はるごん
17
2歳1ヶ月。そおっとそおっとカップケーキをテーブルまで運ぶ話。そおっと歩いている足がたくさん出てくるから「あし!あし!」と指差して言ってくる。母は足には注目してなかったから笑いました。2019/05/13
喪中の雨巫女。
15
《本屋》【再読】←2021年3月18日。ケーキを無事に運ぶまで、ドキドキでした。2015/09/29
遠い日
11
自分の好きなケーキを「そおっと」運ぶ女の子。楽しみに食べることを思って、真剣そのもの。子どものこういうしぐさって、たまらなくかわいいもの。2016/09/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
女の子がケーキを運ぶ真剣勝負(笑) 失敗込みで応援したくなります。2023/04/09