内容説明
われるのをこわがってちゃ、りっぱなたまごとはいえねえぜ。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に3回入選した作家・ふくだじゅんこがコラージュでえがく、ゆかいで奇妙、ぶきみでかわいい大サーカス。
著者等紹介
ふくだじゅんこ[フクダジュンコ]
武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。グラフィックデザイナーとして活動したのち、絵本づくりを始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展フィクション部門入選3回。第5回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱお
20
絵がおもしろい(^^♪こんなサーカス、初めて♫2014/12/23
いろ
18
サーカス好きの子供が,ハンプティ・ダンプティもどきの卵達による夢のサーカスへご招待♪…というお話。舞台も楽しいし,主人公以外は,満員のお客さんも全て卵なのも愉快。会場に到着する前にピエロの顔にされるのが面白い。チビ卵お手玉が可愛かったり,フライパンにワオッとなったり,空中ブランコにひゃぁ~となったり。会場に着いても子供が大きいのが,普通のお話と違うな~…と思ってたら,オチにつながるとはw 途中2見開きに渡る歌が,母(私)にはちょっぴり試練w 夜と朝でポスターや窓の外が違うのも,8歳男児楽しかったみたい。2017/02/02
花林糖
13
(図書館本)たまごのサーカスとっても不気味でシュールで面白い。どうしてもハンプ ティダンプティに見えてしますのは仕方ないですよね。コラージュで描かれた絵が独特で素敵です。2015/06/21
雨巫女。
12
《書店》玉子は繊細だけど、過激なサーカスは危険がつきもの。ハラハラドキドキだね。2013/04/22
ぐりとぐら
8
ピエロの真似をして、たまごを投げて割って𠮟られる男の子。ふくれっつらがかわいい。男の子は夜中、たまごサーカスに誘われて特別参加。ジャグリングなどのあとは空中ブランコに失敗してあわやとなったが、男の子がとっさに手で受け止めてギリギリセーフ。「われるのをこわがってちゃ りっぱなたまごとはいえねえぜ」と言ってたけど、そうなの?サーカス団員も、観客も、ちょっとかわいくない感じの顔で面白かった。2025/03/15