内容説明
「とおくってどんなところなのかな。とおくにいくことをおもうと、ぼくはなんだかどきどきするんだ」みずいろのぞうは、どんどん、とんとん、あるきます。ちいさなぞうが、あるきはじめる物語。
著者等紹介
nakaban[NAKABAN]
1974年広島県生まれ。画家。絵画を中心に絵本、アニメーションなど多方面で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI
83
「とおくってどんなところ?とおくにいくとなんだかドキドキするんだ」とみずいろのゾウはどんどん歩いて行きます。みずいろのゾウは1人ぼっち。いつも退屈していました。ゾウの形に石を囲う遊びをしていました。夜雨が降ってゾウの石を囲ってあるところに大きな川ができました。りんごの木が流されて。りんごの木とみずいろのゾウの冒険の話。2023/09/07
gtn
25
その先に何があるかわからないが、歩みを止めることができない。その一歩を踏み出すためにドキドキしたのが嘘のようだ。その勇気が因となり、大きな結果となった。裏返せば、何も感じなければ何も起こらない。2021/01/29
おはなし会 芽ぶっく
21
一人ぼっちのみずいろのぞう。川はどこまで続くのか、遠くってどこまでだろう、と歩み始め、川を流れていたりんごの木と出会う。共に旅をするうちに、りんごの木は自分の場所を決めるが、みずいろのぞうはまだ先へ歩み始める。いつか自分の場所が見つかるでしょうね。2019/12/01
雨巫女。@新潮部
21
《図書館-返却》川をさかのぼるより、下る方が、楽しそう。りんごの木もいい場所が、見つかってよかった。2014/06/03
anne@灯れ松明の火
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MOE絵本屋さん大賞2011で知った作品。タイトルや表紙からは、展開も、ラストも私には想像できないもので、「ほ~~」と思った。みずいろのぞうは、一体どこまで行くんだろう? 2012/01/09