内容説明
「夏草や兵どもが夢の跡」「閑さや岩にしみ入蝉の声」など、松尾芭蕉の代表作「おくのほそ道」から俳句を選りすぐり、芭蕉の旅をたどりながら、俳句を楽しむ絵本にしました。声にだして読んで、芭蕉の詠んだ日本各地の情景を楽しんで下さい。
著者等紹介
中谷靖彦[ナカヤヤスヒコ]
1968年、富山生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。オランダにてイラストを学び、帰国後、イラストレーターとして活動。絵本に、『ミーちゃんですョ!』(講談社絵本新人賞、講談社)などがある
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞、NHKブックス)など著書多数。他にNHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の監修など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ume 改め saryo
15
知っているようで、耳だけで覚えて本来の意味を勘違いしていた句がありました(^^; 改めてよんでみると、情緒がいいですね。 ゆったりとした時間の流れを感じます。 大人でも『 言葉にできない事 』を感じさせる その余白が良いですね!! イラストもほんと素敵!!(^^)/*2012/07/01
gtn
13
さまざまな刺激を、最小限の文字数で最も端的に表したのが芭蕉。一言だからこその余韻。2024/01/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
図書館本。芭蕉が歩いたおくのほそ道の地図が巻頭と巻末にあり、読まれた俳句の場所にネコがいるのですが、巻頭と巻末ではポーズが違うんですよ。俳句の解説もあり情景が浮かぶ本です。2018/02/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
6年生ブックトーク授業。2022/12/16
メタボン
9
☆☆☆★ 風景のスケールが大きく感じる絵本。2015/06/28