著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)、『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)など。小学生対象の塾「斎藤メソッド」を主宰
つちだのぶこ[ツチダノブコ]
1970年、東京生まれ
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
66
「おっと合点承知の助」や「その手は桑名の焼き蛤」「さよなら三角また来て四角」「結構毛だらけ猫灰だらけ」のような「付け足し言葉」を紹介する絵本。一応、おじいちゃんと孫が忍者ごっこをして遊ぶ、という一つのストーリーの体をなしてはいるが、言葉の使いどころがちょっと強引かなあという印象は否めない。しかし、娘は十分楽しんだようで、貸出延長リクエストあり。そういえば、クレヨンしんちゃんの「出発進行、なすのぬか漬け」や「そうともいう〜早見優」なんかも気に入ってよく口にするので、こういう言葉遊びは好きなタチかもしれない。2019/02/13
かおりんご
35
読み聞かせ(244)保護者による読み聞かせ。1年生には難しかったぁ。だじゃれのようなつけたし言葉があまり理解できておらず、『合点承知の助』なんて今時使わないから、ピンと来なかったようです。仕方がないので、そのあとだじゃれ風つけたし言葉について説明しましたよ。言葉遊びとして面白いので、ちょっと取り入れてみますか。2017/01/17
しぃ
33
にほんごであそぼのCDに同じような言葉がたくさんあったせいか、馴染み深く捉えられたようです。最初は母が読み、次は一緒に。声に出して楽しい日本語です。意味が分からなくとも笑っちゃう響きの良さがあって、楽しい!2016/07/20
gtn
30
「その手は桑名の焼き蛤」「恐れ入谷の鬼子母神」等、江戸から続く洒落言葉を収載。以前から「合点承知之助」の"助"とは何かと思っていたが、人名に似せ、添えたらしい。ただそれだけ。2024/01/09
しろくま
26
5歳2か月の息子と3歳6か月の娘と。今日は、「さよなら三角、またきて四角」がヒット。何度も言っていましたが滑舌が悪くてうまく言えていない…(笑)。また、「忍者って本当にいるのぉ?」と気にしていました。2019/05/28