緑の霧

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784593534999
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

湖に緑の霧が発生してから、ポリーの穏やかな日々が狂いはじめる。奇跡の雨は降らなくなり、伯母は農園の売却を進め、兄は難病発症する…。不思議な農園を舞台に魔法を信じる少女のポリーが、家族を救おうと奔走する成長物語。

キャサリン・ヴァン・クリーヴ[キャサリン ヴァン クリーヴ]
アメリカ・ニュージャージー州のブルーベリー農場で育ち、現在、夫と二人の息子とフィラデルフィアに在住。ペンシルバニア大学で創作を教えている。本書が初めての児童書。

三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家。訳書に「H.I.V.E.(ハイブ)」シリーズ(ほるぷ出版)、「龍のすむ家」シリーズ(竹書房)、『ジャングル・ブック』(岩波書店)、『ほんとうに怖くなれる幽霊の学校』(偕成社)、『おばあちゃんは大どろぼう?!』、『世界で7を数えたら』(以上、小学館)、など多数。共著に『12歳からの読書案内 海外作品』(スバル舎)、『10代のためのYAブックガイド』(ポプラ社)など。

内容説明

緑の霧がもどってきてから、おだやかな生活が狂いはじめた。親友のハリーは、不可解な仕草でなにかを伝えようとするが、あたしには意味がわからない。その後、空中ブランコが事故を起こし、奇跡の雨は降らなくなり、大好きなエディスおばさんは信じられない行動に出た。―自分を信じれば、みんなを救う方法を突き止められるの?動植物と話せる少女は、大好きな家族と農園を救うため、夢中で走った。奇跡の雨が降るふしぎな農園で紡がれる魔法。

著者等紹介

ヴァン・クリーヴ,キャサリン[ヴァンクリーヴ,キャサリン] [Van Cleve,Kathleen]
米国ペンシルバニア大学で創作を教えている。『緑の霧』がはじめての児童書

三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mocha

90
不思議に満ちたルバーブ農園に暮らす一家。ある日を境に農園に影が差し始める。曲がった指を持つ末娘ポリーは、なんとか農園と一家を救おうとするが…。どこか懐かしい匂いのするファンタジー。面白いのだけど、遠回しの会話やなかなか行動に移せないポリーの臆病さがもどかしい。トンボやコオロギやルバーブとのシーンは目に浮かぶようだ。もし映像化されてスピーディな展開になったらもっと楽しそう。ルバーブの花束の形はサイロを表していたのかな?2018/03/05

星落秋風五丈原

32
不思議な遊具空飛ぶブランコや動植物と話せる女性ポリーの庭に異変=緑の霧が発生することで自分の生き方を幼いながら見つめ直す。マジックリアリズムとリアルとのバランスがいい。2017/05/27

ロクハナ

12
児童文学読むときは「どの程度魔法が効いている世界なのか(ファンタジー要素があるのか)」見極める作業を最初無意識にやるんですが、この本はそのあたりを戸惑わせてきて面白かったです。主人公が魔法と思ってるものに科学的アプローチがあること、それも未だすべてを解決するものではないこと、贈られた魔法が足枷にもなることなどフェアに描いていて良かった。叔母さんから見るともどかしい主人公の境遇も、本人にとっては幸福なものであったり、それはまたこの先変わるかもしれなかったり、一概には言えない世界を優しく描いてました2023/09/05

timeturner

10
イボットソン+マーヒーな雰囲気。魔法たっぷりだけど現実にも目を向け、人と違うことを理由に排斥することの非、自分の生き方を自分で選ぶことの大切さ、家族の在り方等いろいろ考えさせてくれる。「やり遂げた」感で一杯のポリーのクローズアップで終わるけど、ずっと繰り返していたら達成感も消えてしまう。大人になり、数々の可能性を前にした時もまだ同じ気持ちでいられるだろうか。それが臆病さや怠惰のせいではないと言い切れるだろうか。作者はそこを読者に自身の問題として考え続けてほしいんじゃないかな。2017/04/20

みずけろ

7
必ず月曜の昼1時に雨が降り、チョコレート味のルバーブが生え、誰も溺れることのない湖のある、不思議なルバーブ農園。そんな農園を愛する臆病な女の子ポリーの成長譚。兄弟や親戚、友だちだけでなくルバーブや虫などいろんなユニークなキャラが豊富で、あと一歩でダイアナ・ウィン・ジョーンズかイボッソンかというドタバタファミリー活劇?になりそうな、でもそれよりコメディ要素が少なく大人しめ?なお話。農園を売ろうとする叔母さんにも叔母さんの考えがあって、ちょっと切ないです。2017/07/18

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