出版社内容情報
湖に緑の霧が発生してから、ポリーの穏やかな日々が狂いはじめる。奇跡の雨は降らなくなり、伯母は農園の売却を進め、兄は難病発症する…。不思議な農園を舞台に魔法を信じる少女のポリーが、家族を救おうと奔走する成長物語。
キャサリン・ヴァン・クリーヴ[キャサリン ヴァン クリーヴ]
アメリカ・ニュージャージー州のブルーベリー農場で育ち、現在、夫と二人の息子とフィラデルフィアに在住。ペンシルバニア大学で創作を教えている。本書が初めての児童書。
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家。訳書に「H.I.V.E.(ハイブ)」シリーズ(ほるぷ出版)、「龍のすむ家」シリーズ(竹書房)、『ジャングル・ブック』(岩波書店)、『ほんとうに怖くなれる幽霊の学校』(偕成社)、『おばあちゃんは大どろぼう?!』、『世界で7を数えたら』(以上、小学館)、など多数。共著に『12歳からの読書案内 海外作品』(スバル舎)、『10代のためのYAブックガイド』(ポプラ社)など。
内容説明
緑の霧がもどってきてから、おだやかな生活が狂いはじめた。親友のハリーは、不可解な仕草でなにかを伝えようとするが、あたしには意味がわからない。その後、空中ブランコが事故を起こし、奇跡の雨は降らなくなり、大好きなエディスおばさんは信じられない行動に出た。―自分を信じれば、みんなを救う方法を突き止められるの?動植物と話せる少女は、大好きな家族と農園を救うため、夢中で走った。奇跡の雨が降るふしぎな農園で紡がれる魔法。
著者等紹介
ヴァン・クリーヴ,キャサリン[ヴァンクリーヴ,キャサリン] [Van Cleve,Kathleen]
米国ペンシルバニア大学で創作を教えている。『緑の霧』がはじめての児童書
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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