内容説明
英国情報局の裏の組織、CHERUB(チェラブ)は、17歳以下の子どもが活躍する極秘のスパイ機関。そのチェラブのエージェント、ガブリエルが、ミッション中に大けがを負った。凶悪な犯罪組織スラッシャーボーイズの内情をさぐる任務に出ていたおり、ギャング同士の争いに巻きこまれてしまったのだ。麻薬をめぐり始まったこのギャング戦争をしずめるため、ジェームズは、危険な組織にもぐりこむことに…。私立探偵が読書ぎらいのおいっ子のために書いた英国でベストセラーのスパイ・アクションシリーズ。
著者等紹介
マカモア,ロバート[マカモア,ロバート][Muchamore,Robert]
1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、チェラブシリーズを書いたところ、ベストセラーに。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得した。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している
大澤晶[オオサワアキラ]
大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業後、新聞記者を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さゆ
26
ジェームスが大人になったなあと感慨深い。他の人のことを思いやるようになっていた。ガールフレンドのデーナの影響なのかな。前回のミッションで友達(?)だったジュニアを思い遣る言動には、ジェームスの成長を感じさせられる。ところで今回の話の途中に出てきたあきらかにネグレクトされている5歳児はどうなるのだろう?と、気がかり。2013/06/10
ろぜぽん
3
英国情報局の裏組織「チェラブ」。スパイ・エージェントとして活躍するのは10歳から17歳までの子供たち。その第8弾。 ジェームズは、まだ15歳なのに過酷な任務に就く事が多い。今回は人を思いやるシーンが各所にみられて、ジェームズの確かな成長を感じました。 ギャング組織壊滅のミッション。生きて帰ってこれて良かった! たまには銃など持たず暴力もなく、楽で愉快な潜入をさせて欲しいと親バカ的気持ちになってしまいました。2013/09/02
napo12
2
相変わらずのおもしろさで8巻です。クラスAで潜入し破滅させた麻薬組織の後継組織に再潜入です。「このミッションをこなせるのはジャームズだけです。」というセリフが主人公に同化した読者の心をくすぐります。 再潜入なら、ラットと共にまたカルト宗教教団に潜入してほしいと思います。 ジェームズも15歳で卒業まであと2年どんなミッションが次に来るのでしょうか?2013/06/02
kambashig
2
ギャング抗争に潜入。 任務がだんだん過酷になってきて、子どもにこんなことをさせて良いものかと思い始める。2013/03/11
byk
1
今回はギャングの組織に潜入。そして前のミッションの時の親友、ジュニア・ムーア再登場。2013/08/05