世界がまだ若かったころ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784593533787
  • NDC分類 K943
  • Cコード C0097

内容説明

世界がまだ若かったころの話、コントラバスを弾く小さな巨人の話、地獄にもどりたくて馬鹿を集める小悪魔の話、幸せはどうやって見つけるかという話…日常とファンタジーのあいだのドアを開き、子どもから大人まで繰り返し楽しめる、シンプルで、不思議、そして奇妙な味をもった掌篇集。ドイツ児童文学賞、スイス児童文学賞、オランダ銀の鉛筆賞受賞作。

著者等紹介

シュービガー,ユルク[Schubiger,J¨urg]
1936年チューリッヒ生まれ。哲学博士。寄り道や勘違いの後に、大学でドイツ文学、心理学、哲学を修め、編集者、出版者となり、現在作家兼心理セラピストとしてチューリッヒに住む。多くの物語、小説を発表。『世界がまだ若かったころ』は1996年ドイツ児童文学賞を受賞

ベルナー,ロートラウト・ズザンネ[Berner,Rotraut Susanne]
1948年、シュトットガルト生まれ。ミュンヘンでグラフィックデザインを学ぶ。現在、ハイデルベルクでフリーの美術家として活躍。絵本『ターニャのぼうけん』(ほるぷ出版)がある。本書の挿絵で、書籍美術財団の「最も美しい本」コンテスト3等賞受賞

松島富美代[マツシマフミヨ]
1948年、福井県生まれ。都立大学修士課程を修了後、高校・大学でドイツ語を教える。訳書にネストリンガー『犬さんがくる!』『象さんの素敵な生活』『ユーリアの日記』(以上、ほるぷ出版)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
奇妙なおはなしが多い短篇集。さらっと読めてしまいました。『 世界がまだ若かったころ / 女の子と死神 / 発明 / 星 / 女の子と天使 / 見世物 / 三つのいす / 厚い服 / 自動車 / 大きなりんごのなる木 / 大きなパン / アラスカの金 / 本 / 町が国を越えて / ご招待 / 象の物語 / ライオンの咆哮 / バグダッドのらくだ / なぜらくだは疲れた目をしているのか / いち、に、さん、し / 大きな卵 / 青い鷹 / 白い動物 / セントバーナード犬と野うさぎといのしし →2020/06/09

timeturner

5
寓話めいたお伽噺かと思いながら読んでいたら、なんか違う。哲学的だったり反教訓的だったり馬鹿馬鹿しかったり怖かったりずるかったり。すぐに読めて面白くて何度でも楽しめる。カラー挿絵たっぷり。2018/02/11

サラサラココ

2
童話のような、創世記のような、哲学のような。子どもと各自読んだ。2024/03/31

Goblin_Tale

2
奇妙な味わいの短編集です。バカバカしいお話からなんだか哲学的なお話まで。「象の物語」「大きな卵」は不条理かつ不吉なにおいがして印象に残りました。鮮やかな挿絵も多くて楽しいです。2020/06/09

ぽんぷ@大阪

1
表題作と、最後に収録されていた悪魔の話がとくに好き。最後の悪魔の話からまた表題作へと円環していくようなイメージ。2015/04/17

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