内容説明
アメリカの各地に壮大で美しい大自然が今も残っているのは、植物学者、地質学者、そして作家だったジョン・ミュアの献身的な努力のおかげです。〈等身大〉の生き方をとりあげる伝記。
目次
1 留び場はムア
2 開墾
3 植物との出会い
4 メキシコ湾への徒歩旅行
5 ヨセミテの大きさについて
6 氷河と地震
7 結婚の申し込み
8 農園経営と登山
9 得意のパパ
10 自然保護運動
11 戦いは続く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
3
アメリカのナチュラリスト。ヨセミテ国立公園の設立に尽力。まだゴールドラッシュがどうこう、という時代に自然保護を訴えた。幼少のころは、宗教家の家に生まれ、結構ラディカルな人生を始めている。そうか、そんな血も引いているんだな、と少し納得。現代から見ると自然保護の偉人、という見方になるが、こうして人生を辿ってみると、なるほど、これが本人の納得いく行先だった、理解できる。野外生活を好まない奥さんもいい感じ。子供向けだが面白かった。2018/07/22
のん@絵本童話専門
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アメリカの自然保護活動家の伝記。ローズベルト大統領にヨセミテを案内しながら自然保護の重要性を説いた。実際に国有林や国立公園など在任中に増加。2025/09/18




