内容説明
大宇宙の起源に関して、数々の業績を残したガモフだが、現代最前線の科学を、一般の人々に、分かりやすく説き明かした業績も高く評価されている。またユーモア好きの物理学者としても知られる。ウェゲナーは、４回目のグリーンランド探検中に遭難、５０年の生涯を閉じた。アフリカの西海岸と南アメリカの東海岸の相似に驚き、のちに「大陸移動説」を提唱した。
目次
ガモフ（ハローミスター＝トムスキン；膨張宇宙；アルファベーテガモフ論理；３Ｋ放射）
ウェゲナー（アルプス山脈；大陸移動説；プレート・テクトニクス）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
18
ウェゲナーの生涯に興味があり手に取った。ビッグバン理論の始祖ガモフについても知ることができた。内容はかなり高級、中学生くらいが読むのを想定していたのだろうか。2021/05/04
けいこん
9
このシリーズは、科学の発展を人物をなぞりながら描いてあって、科学者同士の立場の違いとか業績や性格まで描いてあり、子供向けの伝記とは違う、でも科学本でもない、大人の読み物的な構成。シリーズ内に面白いのと面白くないのが混在してるが、これは好きな本。宇宙の起源とプレートテクトニクス。情報量も多くて読めば読む程理解が深まる。なのに面白い。地学・天文学の世界。すっかり佐々木ケンさんのファンになりそう。2015/02/18
ipusiron
0
1997/6/26読了
