内容説明
現代のイラストレーションと絵本芸術の先駆けをなした巨匠W・ニコルソンによる傑作絵本。人の目をあざむくような一見素朴でシンプルな美しい動物の木版画に、A・ウォーが風刺とエスプリのきいた詩をつけて、しゃれた小枠な絵本にしたてあげました。現代的なセンスをもちながら、現代絵本には見られない手づくりの味をたっぷり含んだ、手に持っているだけで楽しくなるような味わい深い絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
ウィリアム・ニコルソンの素朴というにはあまりにも力のある版画が魅力的。イギリス流の風刺や諧謔に、にやりとするのは一度や二度にとどまらない。アーサー・ウォーの気取らないことばにこめられた冷めた目線がまず来るが、ある種の熱を帯びていることがちらちら見えて、またにやり。2016/06/04
timeturner
2
わけわかんない。これ、日本語に翻訳するのは無理な原文なのでは? ニコルソンの絵は洒落てるけど。2017/12/27
みよちゃん
2
ほるぷクラッシック絵本セットの中にあります。かしこいビル1926年に出していると解説には有ります。この本の絵が、あのニコルソンとは思わないで見ていました。 2016/07/28