おじいちゃんのコート

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784593505791
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

アメリカ移民だった自分の先祖をモデルに描かれ、生き生きとユーモラスな作品に仕上がっています。読後感の満足度も一級品です。

おじいちゃんの人生に寄りそって、大切に、大切に、大切にされた一着のコート。はさみでチョキチョキ、ミシンでカタカタ、針でチクチクぬったらば、コートから上着になり、上着からベストになり、最後には……。

【著者紹介】
米国フロリダ州生まれ。オハイオ州立マイアミ大学を卒業後、株式仲買人になるが、本当にやりたいことをしようと仕事を辞めて教師になる。教室で本の力に気づき、教員を続けながら子どもの本を書いた。1980年に”Hush Up!”でデビュー。

内容説明

おじいちゃんの人生によりそって、たいせつに、たいせつに、たいせつにされた一着のコート。はさみでチョキチョキ、ミシンでカタカタ、針でチクチクぬったらば、コートからうわぎになり、うわぎからベストになり、さいごにのこったのは…。

著者等紹介

エイルズワース,ジム[エイルズワース,ジム] [Aylesworth,Jim]
米国フロリダ州生まれ。オハイオ州立マイアミ大学を卒業後、株式仲買人になるが、本当にやりたいことをしようと仕事を辞めて教師になる。教室で本の力に気づき、教員を続けながら子どもの本を書く

マクリントック,バーバラ[マクリントック,バーバラ] [McClintock,Barbara]
米国ニュージャージー州生まれ。ノースダコタ州のジェイムズタウン・カレッジで学び、19歳で絵本作家を志し、ニューヨークに移る

福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

65
楽しかったー♪ 先日読んだ「ヨセフのだいじなコート」「おじいさんなら できる」とおんなじ、イディッシュ語の『オーバーコートをもっていた』という歌を元にした絵本です。■この本では、おじいちゃんのルーツ、家族の歴史、そして今現在のお話までが 楽しく綴られています。ユダヤの習俗も少し伺えて。物語の終盤に別の小さな家族のお話も描かれていて嬉しくなっちゃいます♪ ■そうだよね。現代のアメリカ人の多くは移民の子孫なんだよね ( ' ᵕ ' ) (2014年)2018/01/19

seacalf

61
このお話、とっても面白い!翻訳した日本語のリズムがいいのよね。大変な倹約なのだが、ネガティブな倹しさよりも物を大切にする気持ちや温かみ、人の叡知を感じられて明るい気持ちにさせてくれる。ピカピカのコートからどんどん変わっていくこういう変化、子供は好きだから楽しく読んでくれそう。裏表紙に紹介されている『おじいちゃんのコートのクッキー』を作ってお話の通りにかじったら愉快だろうなあ。今度ハンバーグでやってみようかしら。2019/01/15

マエダ

61
ものを大切にする心とノスタルジーを短い絵本で物語っている。素晴らしい一冊。2018/11/16

クリママ

41
おじいちゃんはおとなになってすぐにアメリカにやってきて、仕立て屋になり、おばあちゃんと結婚した。結婚式には、自分で仕立てたコートを着た。そのお気に入りのコートをいつも着ていて、ぼろぼろになるとまだ破れていないところから上着を作り…。青年だったおじいちゃんも少しづつ年をとり、大事なコートもだんだん姿を変え、そして残ったのがこの本。一つの物を大切にしていくお話と、幸せな家族の変遷。温かな気持ちになる、いい絵本だ。孫娘がこの本の感想文を書いてくれて嬉しかった。2019/03/09

anne@灯れ松明の火

38
南の南の隣市、新刊棚で。仕立屋だったおじいちゃん、自分でつくったコートをとても大切にして、いつもいつも来ていた。とうとうコートはボロボロに。おじいちゃんはどうしたかな? 先日読んだ『かようびのドレス』と同様、3Rを爽やかに伝える話♪ 最後の最後は、「ここまで行くんだ~」とビックリしつつ、ほっこり^^2015/12/01

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