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三つのまほうのおくりもの

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784593505715
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

「イメージの魔術師」とよばれた絵本作家エロール・ル・カインがあざやかにえがく、はるかむかし、とおいロシアの物語。

【著者紹介】
1941年、シンガポールに生まれ、日本、香港、インドなどで少年時代をすごす。15歳でアニメーションの勉強をするために単身ロンドンに渡り、1968年、映画用のラフスケッチをもとに最初の絵本『アーサー王の剣』を出版。以来、数々の作品を手がけ、『ハイワサのちいさかったころ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。イギリスを代表する絵本作家として親しまれ、1989年に47歳で逝去するまでに、48冊の絵本を手がけた。代表作に『いばらひめ』『おどる12人のおひめさま』『魔術師キャッツ』など(以上、ほるぷ出版)。

内容説明

むかし、ロシアの村に、ふたりのきょうだいがいました。どちらもイワンという名前です。にいさんのイワンは、かねもちで、おとうとのイワンは、びんぼうでした。イギリス児童文学作家リオーダンがロシア民話をベースに再話し、「イメージの魔術師」エロール・ル・カインが色彩豊かに描きだした、とおくはるかなロシアの村の、ふたりの兄弟のものがたり。

著者等紹介

リオーダン,ジェイムズ[リオーダン,ジェイムズ] [Riordan,James]
1936年、イギリス、ポーツマス生まれ。冷戦時代の数年間、旧ソビエト連邦のモスクワに暮らし、ソビエト連邦のスポーツに関する研究で知られた。帰国後もロシアに関する研究や翻訳などに尽力。ジャーナリストや大学講師としても活躍した。児童文学作家としては、ロシアと周辺地域の昔話の再話のほか、若者と戦争をテーマにした作品を多数発表した。2012年没

ル・カイン,エロール[ルカイン,エロール] [Le Cain,Errol]
1941年、シンガポールに生まれ、日本、香港、インドなどで少年時代をすごす。15歳でアニメーションの勉強をするために単身ロンドンに渡り、1968年、映画用のラフスケッチをもとに最初の絵本『アーサー王の剣』を出版。以来、数々の作品を手がけ、『ハイワサのちいさかったころ』はケイト・グリーナウェイ賞を受賞。イギリスを代表する絵本作家として親しまれ、1989年に47歳で逝去するまでに、48冊の絵本を手がけた

中川千尋[ナカガワチヒロ]
絵本作家、翻訳家。『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(第47回野間児童文芸賞/偕成社)などの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
ロシアの民話をル・カインの絵によって楽しめる話に仕立て上げています。ゴージャスな感じではなく、素朴さを強調したような感じで話に合っていると思いました。ごうつくで金持ちの兄と少し頭が弱い人のいい弟の話です。2017/08/30

パフちゃん@かのん変更

69
ロシアの昔話。同じイワンと言う名前の兄弟。兄はお金持ちでずるがしこい。弟は正直者で貧乏。よくある設定。弟が貰った好きな食べ物が出る魔法のテーブルかけや金貨の出るヤギを兄に騙し取られてしまう。兄の狡さと弟のお人よしぶりがはっきりしていて分かりやすい。3つめにもらった魔法の袋には兄を懲らしめるものが入っていた。こういう設定ってどこの国の昔話でもありそうですね。エロール・ル・カインの絵が素敵でした。2015/05/04

♪みどりpiyopiyo♪

52
むかし、ロシアの村に、ふたりのきょうだいがいました。どちらもイワンという名前です… ■エロール・ル・カインの美しい絵本を読みました。彼らしいオリエンタルな風味の中にも、珍しく可愛らしさを感じます。■イギリス児童文学作家リオーダンがロシア民話をベースに再話しました。お料理の描写などが ちょっと英国風味。■ずる賢い兄とお人好しの弟。実直な弟が不思議な力を得て…というのは昔話の王道ですね♪ ■「イメージの魔術師」エロール・ル・カインが色彩豊かに描いた、遠く遥かなロシアの村の、不思議な物語でした。(1980年)2019/09/17

kiisuke

41
最初の一ページから子どもたちの反応が良い。寝ようとしてた一人はムクッと起き上がって「おもしろそう。」と^_^読んでいる間てっきりグリムの物語だと思っていたら違いました。ハッピーエンドだとはわかっていてもお人好しな貧乏イワンの言動がもどかしくて始終ヤキモキしていました。最後まで期待通りの面白さだったようで子どもたち、「あ〜おもしろかった!」「こんなお話好き〜!」と大満足しておりました。エロールルカインの絵も素敵な一冊です。2015/10/26

みずたま

39
ル・カインのイラストを見かけると手にとってしまいます。原画は見たことがあるのですが、絵本で見るのは初めてでした。優しいタッチのイラストですが、装飾が美しいです。お話しは昔話ではよくある展開だけど面白い。でも、弟はお人好し、かな?笑。私もテーブルかけとヤギが欲しい。2015/12/14

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