内容説明
きょうはロラのおたんじょうびです。ともだちをよんで、おたんじょうびかいをすることになりましたが、みんなはロラにあまりかまわず、あそびにむちゅうになっていました。ところがふときがつくと、ロラがいなくなっていて…。ちょっぴり成長した子どもの気持ちをやさしくえがいた、心あたたまる絵本。
著者等紹介
ノラック,カール[ノラック,カール][Norac,Carl]
1960年ベルギー生まれ。大学でフランス語を教えるかたわら、詩人としても数々の作品を発表。絵本作家としても、ベルギーやフランスをはじめ、世界中で人気を呼んでいる
デュボワ,クロード・K.[デュボワ,クロードK.][Dubois,Claude K.]
1960年ベルギー生まれ。リェージュの美術学校で学ぶ。現在はイラストレーターとしての仕事をしながら、大学でも教鞭をとっている
河野万里子[コウノマリコ]
1959年生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科を卒業。1993年には国際翻訳賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
21
お誕生会のハラハラドキドキは、素敵な思い出ですね。 主人公のロラは、様々にお誕生会を思い描いていましたが、思ったとおりではないこともありがちな話です。 喜んだりいじけたり、子ども心が微笑ましく描かれています。 お父さんのさりげないアシストも、素晴らしいと思いました。2022/06/16
遠い日
5
待ちに待ったノラのお誕生日。パーティーもプレゼントも楽しみでしかたがないノラ。小さな子どもたちが集まると、必ず起きる小さないざこざが、ここにも。楽しいはずのお誕生日会が、暗転するノラの気持ちがちゃんと描きこまれていて、リアルさも感じる。ころころ変わる心の動きが、友だちとの関係を照らし出してゆく。ひとつ年を重ねる日だからこその、ロラの成長が描かれている。2014/02/13
水色さくら
2
◎/絵がとってもかわいい。そしてちびっこたちがみんな自由(笑)。ちびっこはそういうものだと思う。2013/05/31