内容説明
ちきゅうのうえに、くにがある。くにのなかには、まちがある。まちがあって、みちがあって、おうちがあって…、ここがぼくのいるところ!じぶんの居場所をおおきくとらえ子どもの世界をひろげる絵本。
著者等紹介
フィッツジェラルド,ジョアン[フィッツジェラルド,ジョアン][Fitzgerald,Joanne]
カナダのモントリオール生まれ。明るく、あたたかなイラストで描いた絵本はカナダで数々の賞を受賞している。現在はカナダのオンタリオ州で夫と娘とともに住んでいる
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍。『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nakanaka
59
漠然とした内容のようですがとても大切なことを伝えてくれる絵本な気がします。今自分が住んでいる町だけが世界ではなく、世界はとてつもなく広いということ、さまざまな可能性を秘めているということ、そんなことを考えさせてくれました。たまにはこのような作品に出会うのも良いなと思いました。2018/04/13
tokotoko
50
この本は、自分にちょっぴり自信がなくなった時に読みたいかも!って思いました。自分の居場所を、ダイナミックな視点から、自分っていう小さいけど確かな存在へとどんどん焦点を合わせていきます。そして、その後、また広げていくので、いろんなものが私を囲んでくれているんだなぁって、自分の周りの空気が広がった感じがします。ちょっと、目がまわりそうー!っていう感覚も・・・味わえるよ!「ここが自分が今いるところだよ!」って、ちょっぴり地面を踏みしめたいような気がしました。2014/09/15
えり
32
地球があって、国があって、都市があって、街があって、家があって、部屋があって、ベットの中で寝てる僕。僕のベットはお部屋の中で、部屋は家の中にあり、家は町の中に・・・・そして大きな地球がある!小さい子が自分の居場所をイメージし易いように作られた絵本。マクロな視点とミクロな視点。世界はとっても広くって、僕は何処へでも行ける。その中でもここで生きているんだという実感と、広い視野が身に付くと良いな。2014/02/24
たーちゃん
23
途中息子は「なんだかこれ難しいなぁ」と言っていましたが、「〇〇くんは日本の埼玉県にいるよ!」と最後は分かったように言っていました。2022/02/04
ヒラP@ehon.gohon
19
自分の存在を確認してみよう。 ごく普通に生活している自分のいるところは、部屋であり、家であり、町であり、県であり、日本であり…、と視野を拡げていったら地球上にいる事がわかってくる。 地球上にいる一人だけの自分をすごいと思うか、小さいと思うか…。 ちょっと理屈っぽい絵本ですが、自分のことを再確認出来ました。2018/04/24
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