内容説明
きぼう、それは、せかいにむけてひらかれたこころ。あなたをだくうでのぬくもり。おやすみなさいのやさしいキス…。希望はいつも、すぐそばにある。日常のささやかなことにも、あなたの心のなかにも―。子どもから大人まで、あらゆる人に読んでほしい、心にひびく写真絵本。
著者等紹介
トンプソン，ローレン［トンプソン，ローレン］［Ｔｈｏｍｐｓｏｎ，Ｌａｕｒｅｎ］
１９６２年生まれ。現在、夫のロバート、息子のオーウェンとともにニューヨーク市のブルックリンに在住
千葉茂樹［チバシゲキ］
１９５９年生まれ。出版社勤務を経て、現在は翻訳者として活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
45
図書館本。 写真絵本です。写真に合わせたひと言。子供たちの表情がいいですね。希望とは、それはあなたの心にある。芽をふく時を静かに待っている。それは思い切って踏み出すはじめの一歩。希望は持ち続けていたいです2023/06/07
anne＠灯れ松明の火
27
長崎原爆の日に、ブロ友さんご紹介。隣市で。「きぼう それは、はるか かなたの まぼろし なんかじゃない。いつだって、ほら、すぐ そこに ある」で始まる写真絵本。言葉は少ないけれど、写真がとても雄弁。特に、子どもの目が印象的なものが多い。後書きに、「わたしが希望について多くのことを学んだのは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの後のこと」とある。写真の説明を読んでから、もう一度読み直すと、より心に沁み入る。「きぼう それは、いつも あなたの なかに ある。芽をふくときを しずかに まっている」2020/08/10
shiho♪
19
我が子が卒業した小学校、6年生に読んだ。 同時多発テロを経験した作者による写真絵本。 そこに写るのは泣いている子どもや、お父さんに抱っこされている子など。あとがきを読むと、ハリケーンの被害にあった子や紛争に巻き込まれた子を撮ったそうだ。 これからの人生、楽しい事ばかりではないだろう。困難な時「助けて」と声をあげる、怒りを伝える。自らの心を開けば、助けてくれる・守ってくれる人がいる。それが希望に繋がっていく。2025/02/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
小学校高学年おはなし会2012/05/09
みー
6
図書館本。3学期のブックトークの候補に。なかなかいい感じ。最後の〆に使えそう。シンプルな分、そこから感じられるところは大きい。2015/12/06
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