内容説明
カシの木が長い冬のねむりから目をさましました。さまざまな動物たちがやってきます。かじったり、巣穴をあけたり、子育てしたり。カシの木は葉をのばし、花をつけ、どんぐりをおとします。その間、木の内部や地面の下では何が起きているのでしょう。日の光や空気や水は、どんな働きをするのでしょう。カシの木の一年を、美しいイラストでたどります。
著者等紹介
モリソン,ゴードン[モリソン,ゴードン][Morrison,Gordon]
自然を描く画家、イラストレーターであり、ナチュラリスト。1967年より作品を発表し続けている。自然史やガーデニングに関する本の挿絵も数多く手がける。アメリカ合衆国東部、マサチューセッツ州ノースアトルボロー在住
越智典子[オチノリコ]
1959年、東京に生まれる。東京大学理学部生物学科卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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booklight
24
『池』と同じシリーズでした。カシの木の一年を描いて、集まる動物や昆虫、カシの木自身のことを丁寧な絵で教えてくれます。博物誌というかナチュラリスト的というか、カシの木を見ているだけで、色々な世界が広がり、楽しめることがわかります。日本ではないのでスカンクとか普通にいて驚きますね。モノクロの絵付きの注釈のようなミニマムな自然紹介が、スルーもできるし読みたいものだけでも読めるし、読みやすくていいですね。2022/08/17
mntmt
22
カシの木の一年。いろいろな生き物がカシの木で生活を営んでいる。木も冬眠するんだな。原題:Oak Tree2016/04/16
funnattu
1
お腹の子に読み聞かせました。2019/05/05
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