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マッチ売りの少女

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784593504480
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

世界中で読みつがれてきたアンデルセンの名作が、斬新な絵本になりました。国際アンデルセン賞受賞画家パツォウスカーの、なみはずれた色彩感覚と大胆なデザインでえがかれた、オリジナリティあふれる『マッチ売りの少女』です。

著者等紹介

アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805年、デンマーク生まれ。1875年にその生涯を終えるまで、150編をこえる童話を残し、現在も世界中で親しまれている

パツォウスカー,クヴィエタ[パツォウスカー,クヴィエタ][Pacovsk´a,Kveta]
1928年、チェコのプラハ生まれ。プラハの美術学校でチェコのモダニズムを学ぶ。赤や緑など、あざやかな色使いのコラージュは独創的で色彩感覚にとみ、多くのファンを魅了している。BIB金のリンゴ賞(1983年)のほか、1992年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞

掛川恭子[カケガワヤスコ]
東京に生まれる。津田塾大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨ミール

35
アンデルセンがこのお話を書いた頃は、貧しくて路上で亡くなる人もいたとか、何かで読みました。そういう人を出さないようにこのお話は役立っているようなことを書いてあって、そういう捉え方もあるのね〜となりました。この絵は斬新というか、一体何を表しているのか私には分からなかった😰しかし、このお話、私は好きですよ。だって大好きなおばあさまが迎えに来てくれるんですから。私はお祖父ちゃん子だったので、お祖父ちゃんが迎えに来てくれるなら一緒にいつでもあちらの世界に行きます!!2025/07/11

遠い日

20
クヴィエタ・パツォウスカーの絵を求めて。物語はアンデルセン作の、スタンダードなままなのに、一見未知の物語を思わせる絵。期待を裏切らないその鮮やかで大胆な構図に、見入る。銀の箔押しはいつもと同じでも、マッチ売りの少女の悲しみと苦悩を際立たせるものとなっている。ひさしぶりに読んでみて、こんなに悲しくて清らかな物語だったことに感慨を覚える。2015/12/14

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

18
『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介(45/145) に書かれてましたが、あざやか!としか言いようのない世界。『銀色』というのは暗い色だけでなく、夢を魅させてくれる色でもあるんですね。 <絵本てこういうものです>2020/12/24

ヒラP@ehon.gohon

17
お話の概要は知っているつもりでしたが、絵を見てたじろいでしまいました。 なんと斬新な、なんと挑戦的な絵なのでしょう。 感性的というよりも即物的で、精神的というよりも概念的で、少女の心を思うよりも、少女の見た光景を想像してしまいました。 アンデルセンが想像し得なかった世界ではないでしょうか。2019/02/11

クラムボン

15
「マッチ売りの少女」の世界とは全く異なった絵が描かれている。作画のパツォウスカーはチェコ生まれで国際アンデルセン賞を受賞。それだけで点数が甘くなりますね。原色を大胆に使った色彩感覚、コラージュを取り入れた構成、デフォルメされた造形、絵本と言うよりは現代アートの作品を見るよう。特徴的なのは切り貼りされた銀箔の使い方。流れ星が尾を引きながら落ちる場面では、一面ベタで銀箔を貼って夜空を表現している。そのように具象性がある絵なので、一つ一つを注意深く観察していると、発見があるので楽しい。2022/01/22

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