内容説明
はりねずみのハリーが、けいとのくつしたをみつけました。はなをつっこんでみて、さてはずそうとすると、はりがささってとれません…。細部まで丁寧に描かれたイラストが美しい、読み聞かせにぴったりの楽しい絵本。
著者等紹介
ブレット，ジャン［ブレット，ジャン］［Ｂｒｅｔｔ，Ｊａｎ］
１９４９年米国生まれ。現在は、マサチューセッツ州の家に、夫のジョー・ハーリンと一緒に暮らしています
松井るり子［マツイルリコ］
出版社勤務をへて、執筆、絵本の翻訳を手がけるようになる。訳書に『うさぎのおうち』（産経児童出版文化賞受賞／ほるぷ出版）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
66
ハリネズミのハリーは飛ばされてきた毛糸の靴下に頭を突っ込んだら引っかかってしまった。みんなに笑われて帽子だと言うハリー。次々に現れる動物たちも暖かそうな毛糸が羨ましかったのね。冬のほかほか絵本。細かい所まで凝った絵が楽しませてくれる。2020/01/15
chiaki
43
知りたがりやのハリネズミのハリー。冬物の靴下に鼻を突っ込んだら、針が刺さって抜けなくなってしまい帽子のように！必死で脱ごうともがくところを、様々な動物たちに見られて笑われたり。と思えば…最後なんて素敵〰️♡絵にもちょっとした仕掛けがあって、洗濯物の様子や動物たちの様子を伺えて、先の展開を予想しながらとても楽しめます。『ふゆごもりのまえに』も出てるのでそちらも読んでみたいです。2020/12/26
k sato
39
毛糸の赤い靴下を帽子にするなんて、サンタさんみたいで可愛いハリネズミ(´▽｀)でも、トゲが引っかかっているよ(;´Д｀)動物たちはそんなハリネズミを揶揄います。ムキになるハリネズミ。靴下の持ち主・リサが助けてくれました。すると、リサが干していた洗濯物を動物たちが咥えたり巻き付けたり、ハリネズミの真似を始めました（笑）なんだ、みんなもやってみたかったのか。この物語は世界中を旅する作家さんが手がけました。一緒に住んでいたハリネズミに着想を得たそうです。北欧か東欧の田舎に暮らす民族を彷彿とさせる作品でした。2023/12/24
チヒロール
37
ハリネズミのハリーが毛糸の靴下をぼうしのようにかぶる姿がコミカルで可愛い(^.^)他の動物達も真似っこして最後は、セーターやら、マフラーやらをかぶったり、巻きつけたりと冬の絵本の読み聞かせにはサイコーのお話ですね。絵も美しく、いつまでも眺めていたくなります。2015/02/10
anne＠灯れ松明の火
36
「ふゆごもりのまえに」の感想から姉妹作と知って。本当だ！ ハリネズミのハリーだ♪ 風に飛ばされたリサの靴下を見つけて、頭を突っ込んだら取れなくなったハリー。ここでも、他の動物たちに冷やかされたり、心配されたり……。メインの絵の上、左右に、小さな絵があって、次の予告や別の場面を描くなど、面白い構成。みんな、実はうらやましかったんだね。最後のハリーの言葉にくすっ♪2020/12/13
