内容説明
おかあさんはわかってくれないけれど、あかはとってもすてきないろなの。あかいくつしたをはくとたかくとべるし、あかいパジャマはおばけをおいはらってくれる。だれがなんていったって、わたしはあかがだいすき！子どもの世界を見事にえがききった、カナダのロングセラー絵本。
著者等紹介
スティンスン，キャシー［スティンスン，キャシー］［Ｓｔｉｎｓｏｎ，Ｋａｔｈｙ］
カナダのトロント生まれ。学校で教え、２人の子どもを育てながら作品を書く。『あかがいちばん』で、１９８２年トロントＩＯＤＣ賞をはじめ、多くの賞を受賞。現在はカナダのグゥエルフという小さな村の近くに、夫と一緒に暮らしている
ルイス，ロビン・ベアード［ルイス，ロビンベアード］［Ｌｅｗｉｓ，Ｒｏｂｉｎ Ｂａｉｒｄ］
４歳から絵を描きはじめ、１２年間高校で教えた後、現在はフリーのイラストレーターとして活躍中。『あかがいちばん』がデビュー作。カナダのトロントにカメラマンの夫と暮らしている
ふしみみさを［フシミミサオ］
１９７０年埼玉県生まれ。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、現在は子どもの本の翻訳や紹介につとめている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
63
赤が大好きな少女。だから、少女は赤いくつしたを履こうとする。赤い上着を着ようとする。赤い長靴も、赤いてぶくろもお気に入りなのだ。でもでも、お母さんはわたしの気持ちなんかわかってくれない。赤を身につけようとすると、別の色を身につけた方がいいって言うのだ。大人になってからもこだわりはありますよね。でも、子どものときのこだわりって、より強固で絶対的な響きがあるような気がします。子どもたちの純真な想いっていいですね。少女が言った「赤は世界で一番すてきな色だから」という言葉が印象的でしたね。2013/06/18
tokotoko
40
★カナダ★作家さんも画家さんもカナダつながりのお2人。あかが大～好きな女の子の気持ちを、可愛い言い訳とくるくる変わる表情やポーズにのせて、届けてくれました。この国にもいたんだ・・・絶対、ゆずらない子が！って思ったら、なぜかｱﾊﾊｯって笑いたくなりました。もしかしたら、日本の子ども達をタジタジ…とさせそうな、圧巻の逞しさと、しゃべりっぷり！ぜひちらっとでも、のぞいてみてください。2015/10/27
たまきら
25
図書館放出本。こういうこだわり、みんな経験するんじゃないかなあ。オタマさん一人で読んで、「そうなんだよね～」。あはははは。2018/01/12
anne＠灯れ松明の火
24
遠い方の新着棚で。前から、こういう色数を抑えて、ポイントだけ彩色する絵本をつくってみたいと思っていた。オシャレ♪ 赤い色が大好きな女の子。赤には、こんな良さ、こんな力がある力説。でも、お母さんは別の色のものばかり勧める。まあ、そうでなければ話にならないのだが、こんなお母さん、いやだな～^^;2018/01/29
mntmt
23
好きって気持ちを大切にしたいね！2017/09/28
