内容説明
ロラにおとうとのテオがうまれました。うれしくてたまらないロラは、さっそくテオといっしょにあそぼうとしますが、ちいさなテオはないてばかり。「わたしのこと、すきじゃないのかな」。さびしくなったロラは…。ちいさなハムスター、ロラのかわいい絵本。やさしい気持ち、あたたかな読後感がひろがります。大好評シリーズ第５弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩 音像（utaotozo）
23
ビブリオバトルで知って、読みたいと思ったけど、シリーズのほかの本は図書館にあるのに、これは置いていないという、因縁の一冊。近隣図書館からの借入をお願いしてようやく読めた。他の巻を読んでいたのが良い助走になったのか、これが最もグッときた。親子関係や友情を描く本シリーズだが、やはり年下のきょうだいという存在の出現は特別なのだ。2021/02/07
遠い日
7
お姉さんになったロラ。新しい家族、赤ちゃんの弟テオへの愛情と、両親の心の向かう方向が気になってしかたのないロラの揺れる気持ちがいじらしい。きょうだいは、少しずつきょうだいになっていくということが、よくわかる。テオに対する気持ち、パパとママに対する気持ち。そして、新しい「家族」を理解してゆくロラ。幼い子どもの現実は、こうやっていつもリアルな問題に向き合っているのだなぁと、切なさを感じる。2014/02/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
ハムスターのロラのシリーズ第５弾。弟テオが生まれて大喜びのロラ。でも何をしても泣かれてしまうので、自分のことが好きじゃないのかな？と不安になります…。2023/03/07
チュンセ
5
優しいタッチの絵で内容の下の子が生まれた時に読んであげたらいいかも。2015/05/29
ぶた
5
弟が生まれたロラちゃんのお話です。お姉ちゃんになったロラの揺れ動く気持ちが描いてあります（嬉しいけれど、寂しかったり、不安だったり）。二人目を出産した時、上の子もロラのような思いをしたのかと思ったら涙がぼろぼろ出てしまいました。2010/04/10
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