内容説明
ひろいひろい世界のなかで、神さまは天使とふたりっきりですんでいました。神さまは、すべてのはじまり。神さまは、小さなあまえんぼう。天使は、といえばおしゃべりする声がわらい声みたいにきこえて、すわっていても走っていけて、ひとつひとつの足にしあわせのしるしをつけているもの、を夢見ていました…。人気作家ウルフ・スタルクがおくる、だれかといっしょにいたくなる、愛しいきもちをそだてたくなるせつなくやさしい小さな童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
2
最後には少しだけ仲良くなれたし成長できたのかな。2007/08/09
がる
1
ストーリーのコンセプトは理解できるけど、クリスチャン的にこの「神様」はちょといやでした・・・。2011/02/06
ヒラP@ehon.gohon
0
神様と天使はお友達。 神様は創造主でいろいろなものを作れるのですが、あどけない子どものようです。 そんな神様が天使の願いで作り出した青い馬はメス。 天使は青い馬に夢中になってしまいました。 紹介した彼女に親友とられちゃった僕。 神様の嫉妬と、歯止めのきかない天使と馬の恋が続きます。 それでも、みんな仲間なのです。 友だちの彼女も僕の友だち。 なんだか切なくて心くすぐられるお話です。 スタルクの『地獄の悪魔アスモデウス』に感動した人には、絶対お薦めです。 2011/08/24