とってもふしぎなクリスマス

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とってもふしぎなクリスマス

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 24X28cm
  • 商品コード 9784593503186
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

ニューベリー賞作家ルース・ソーヤーがチロル民話から再話したお話を、コルデコット賞作家バーバラ・クーニーが心をこめて描きあげた、クリスマスのほんとうの心をとらえた絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

85
ごちそうをいただく合言葉は「シュニッツル、シュノッツル、シュヌーツル」。深い雪に閉ざされたアルプスの村に住む貧しい靴職人の一家が迎えた特別なクリスマス。お父さんが仕事で出かけて子どもたちだけで留守番している夜に突然の珍客が。部屋に入ってくるなり我が物顔で振る舞い始めた男の周りで不思議な出来事が起こります。日本の『かさ地蔵』とか、冬の童話の原型のようなものを感じます。キャラクターの性格はかなりユニークですが……。パーバラ・クーニーさんの絵が物語にぴったり。表紙はミステリアスな感じです。1994年10月初版。2015/12/12

ちはや@灯れ松明の火

62
今夜のごちそうはなんだろう?シュニッツル、シュノッツル、シュヌーツル!クリスマスの前の晩、仕事で出かけたおとうさん、フリッツル・フランツル・ハンスル三人でお留守番。食べものもない、まきも少ない、くっついて眠るしかない。風の中ドアをたたく音、入りこんだ小さな男、追い出された寝床。知らないひとを入れちゃダメって?まあみててごらん。ぽんぽん転がるオレンジ、ころころ落ちてくるクッキー、じゃらじゃらと金貨銀貨がふってくる。おとうさんはやく帰ってこないかな。今夜はごちそう、シュニッツル、シュノッツル、シュヌーツル! 2015/12/23

KEI

33
チロル地方に伝わるゴブリンの王様にまつわるおとぎ話。貧しい靴屋の父親と3人の幼い子ども達。一部屋だけの小さな家、食べる物も少ないけれど、お父さんの言う「さぁさぁ、今日は美味しいものがあるよ。何だろう?今日のご馳走は…シュニッツル、シュノッツル、シュヌーツル!」で、シチューもご馳走に変身する。戦争が始まり、冬になったある夜、ゴブリン王のいたずらで思いがけないプレゼントを貰えて、暖かいクリスマスを迎える事が出来ました。バーバラ クーニーの抑えた挿絵が物語に映えます。2016/12/09

Naomi

24
貧しい靴屋さんと、その3人の息子がクリスマスを迎える物語。チロル地方に伝わるゴブリンの王さまが出てきます。口が悪くて、いじわるそうな男でドキドキ。最後は心温まりました。サンタクロースは出てこないけれど、こんなクリスマスの絵本もいいなぁと思います。2015/01/03

あおい

19
貧しい靴屋の父と3人の息子。クリスマスに父が仕事に出かけ留守番をしているといばりんぼうの小さな男がやってきて…とんぼがえりの様子が可愛い。いたずらゴブリン王の心温まるお話。2018/12/27

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