内容説明
わたしが5つだったころのおはなしです。ある冬のさむい日、青いだぶだぶうわぎをきた男の子がてんこうしてきました。その子は、おえかきのじかんも、たいそうのじかんでも、だぶだぶうわぎをぬごうとはしないのです―。女の子がすごした、ちょっとふしぎな一日をS・バーレイがあたたかく描きだしました。4才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
3年生ブックトーク授業 国語科単元『わすれられないおくりもの』 スーザン・バーレイの本の中で『わすれられないおくりもの』だけが文・絵を担当されている。それ以外の本を読んでみよう! 転校生のウイルソンは、青いだぶだぶな上着を脱ごうとしない。ママの迎えがこなくて、お友だちの家で待つことになっても脱がない。お泊りになっても脱がない。でも夜が更けた頃ママのお迎えがきて…。2019/09/25
猿田彦
6
5歳の時に転校してきたウイルソンくんは教室でも体操の時間でも青い足まで届くだぶだぶの大きな上着を脱ごうとしませんでした。下校時、親が迎えに来てもその子に迎えはなく、家に招待しました。ご飯を食べて早々に寝てしまった男の子、夜中にブウーンと言う大きな音で目を覚ました私は見ちゃったんです。その子にはしっぽが生えていて、お母さんがUFOから降りてきたのを!ウィルソン君の正体を見た私は驚くとともに,迎えに来る人がいることにほっとしただろうな。女の子のうれしさが伝わってくる。ところで5歳で学校とはどこの国に話だろう。2024/04/08
くろばーちゃん
4
自分と違う異質なものを受け入れるのは大切。この物語のように、だぶだぶうわぎが脱ぎたくない子の気持ちを尊重するように。2022/09/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
3
28年度3年生ブックトーク授業2016/09/26
H.Kojima
2
何だかとても不思議なお話でした(@^―^@)謎の転校生とでも言うのでしょうか?!その転校生を子供の視点から見て捉えた説明がちょうど5歳の息子には共感できたのか、「このお話、不思議!コレ、UFOなのかな?でも面白かったァ~♪(#^∇^#)」もしかしたら子供だけが味わえる不思議な体験なのかなと、母は思いました(笑)2012/07/12