感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
78
クリスマス絵本。詩の絵本。「クリスマスのまえのばん」子どもたちは眠り、暖炉にはくつしたがさげてある。とうさんかあさんが眠りにつこうとした時、表の芝生で音がした。とうさんが慌てて窓から見るとサンタさんがいた「それ、ダッシャー、それ、ダンサー!それ、プランサー、それ、ヴィクスン!はしれ、コメット、キューピッド!はしれ、ドンダー、ブリッツェン!」▽はじめは警戒して部屋をのぞいていたとうさんも、愉快な様子のサンタさんをみてこわくなくなる▽リズミカルな訳が楽しい。読み聞かせ約5分2022/12/19
Maiラピ
21
1823年12月アメリカの新聞に載った“The Night Before Christmas”として知られる有名な詩の絵本。先日読んだ“聖ニコラスがやってくる! ”内容は同じ。2011/12/25
♪みどりpiyopiyo♪
18
「クリスマスの前の晩」The Night Before Christmas の呼び名で広く親しまれているクレメント・クラーク・ムーアの有名なこの詩は、「セント・ニコラスの訪れ」A Visit from St.Nicholas という題で、1822年に新聞に発表されてから、アメリカの子供達をすっかり魅了してしまいました。■訳はややぎこちない(あと、窓の開け方の訳が原文とも絵とも合ってない)けど、トミー・デ・パオラの描く19世紀アメリカンカントリー調のお家が素敵な絵本でした♪(詩 1822年。絵 1980年)2017/12/24
うー
17
<絵本>クリスマス前夜の出来事。リズミカルな文が読んでいて心地好く、味わい深い絵に「ふふっ」と微笑んでしまう。絵を縁取っている、飾り枠も良い。2020/11/17
たんぽぽ
17
図書室への寄贈本。クレメント・ムーアが昔からの言い伝えをもとに我が子らへのクリスマスプレゼントとして書き上げたものが、たまたま友人の一人に書き留められ、1823年の新聞掲載以来アメリカの子ども達に愛されている詩とのこと。金関寿夫訳のサンタの描写「かおは やたらによこひろく まあるくちっちゃなたいこばら わらうとブルブルふるえます おわんにいれたゼリーのように」。トミー・デ・パオラにとっては100冊目の絵本とのこと。彼の絵の色彩、描写に何とも言えない温もりを感じる。刺し子の掛布団由来の飾り枠の模様も素敵。2018/12/20