感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
291
著者(文と絵)のドン・フリーマンはアメリカの美術家。絵はパステル画なのだろうか。遠近感があって、基本的にはリアリズムの描法。海辺の絵だがアメリカンな感じが横溢する。お話はどうしても無理を感じる。ペリカンとの交流もそうだし、長靴を釣り上げるところも、干潮と満潮の時間差にしても。大人は(少なくても私は)ファンタジーとの約束事があれば、空想世界を受け入れるが、それがなければ違和感を抱くと思う。子どもたちはこのお話をどう受け取るのだろうか。素直によかったよかったと享受するのだろうか。2024/01/21
chiaki
41
キャンプに来て初めての魚釣りをするターちゃんが、おじいちゃんペリカンと再会し心通わせるおはなし。長靴はきっとそういうことになるんだろうなぁと思いながらも、最後の得意気なペリカンの様子ににんまりさせられました♡なんて素敵な物々交換!おはなしの安心感や着地の仕方、温かみのある色鉛筆画、これすごく好みです!2021/07/25
アクビちゃん@新潮部😻
41
【図書館】小3、通称ターちゃんの次男。この絵本とても気に入りました(笑)夏休み、海辺でキャンプしているターちゃん家族。ターちゃんは、新しい長靴を履いて魚釣りへ。そこで、去年と同じ場所でペリカンと出会います。絵の色彩が淡い感じが好き♪次男に読み聞かせしたら、ペリカンの鳴き声を面白がって何度もマネしてました。2016/07/07
gtn
38
坊やとペリカンの邂逅よりも、1961年当時の米国人の暮らしぶりに目が留まる。片や海辺のコテージで晩餐。こなたコテージよりも狭い文化住宅で、ちゃぶ台を囲んで晩飯。2021/04/22
パフちゃん@かのん変更
35
潮が満ちてきて長靴が流れてしまい心配しましたが・・・大丈夫でした。ほのぼのといい雰囲気の絵本でした。2013/07/28