出版社内容情報
みなさんは、「歌舞伎」を知っていますか?
その名の通り、「歌(音楽)」と「舞(舞踊)」と「伎(演技)」が一体となった演劇です。音楽をともなう舞踊劇という面と、セリフによって物語が展開するセリフ劇という面とをあわせもっています。
そのみりょくは、観客を楽しませる工夫がつまっているところ。「見得」や「早替わり」などのきばつな演出から、観客の近くで役者が演技をする「花道」などの舞台装置、はなやかな衣裳や大道具にいたるまで、観客の目をひきつける工夫がこらされています。歌舞伎は江戸の庶民から絶大な人気を得て、庶民が好んだ文芸、浮世絵、ファッション、音楽、落語など、さまざまな文化とつながり、流行を生み出しつづけてきました。
この本では、歌舞伎の歴史や、役と衣裳、舞台や音楽に加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「歌舞伎」がわかる!
歌舞伎俳優 尾上右近氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
内容説明
みなさんは、「歌舞伎」を知っていますか?その名の通り、「歌(音楽)」と「舞(舞踊)」と「伎(演技)」が一体となった演劇です。音楽をともなう舞踊劇という面と、セリフによって物語が展開するセリフ劇という面とをあわせもっています。そのみりょくは、観客を楽しませる工夫がつまっているところ。「見得」や「早替り」などの独特な演出から、観客の近くで俳優が演技をする「花道」などの舞台装置、はなやかな衣裳や大道具に至るまで、観客の目をひきつける工夫がこらされています。歌舞伎は江戸の庶民から絶大な人気を得て、庶民が好んだ文芸、浮世絵、ファッション、音楽、落語など、さまざまな文化とつながり、流行を生み出し続けてきました。この本では、歌舞伎の歴史や、役と衣裳、舞台や音楽に加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。この1冊で、きみも「歌舞伎」がわかる!
目次
歌舞伎ってどんなもの?
初めての歌舞伎 女だけから男だけに 歌舞伎の歴史
初めての歌舞伎 大勢がたずさわる歌舞伎の仕事
初めての歌舞伎 カッコイイ役からにくい悪役まで 立役と衣裳
初めての歌舞伎 ごうかな美女も、強い女も 女方と衣裳
初めての歌舞伎 観客の視線をうばう歌舞伎ならではの表現
ココも見どころ 工夫がつまった歌舞伎の舞台
ココも見どころ 性格がわかる隈取と身分がわかる髪型
ココも見どころ 舞台を作り上げる音楽
ココも見どころ 歌舞伎を支える舞踊
人気の演目 多様な成り立ちをもつ演目
人気の演目1 勧進帳
人気の演目2 助六由縁江戸桜
人気の演目3 仮名手本忠臣蔵
人気の演目4 東海道四谷怪談
人気の演目5 弁天娘女男白浪
歌舞伎俳優 尾上右近さんインタビュー 3さいから今でもずっと歌舞伎が大好き!
著者等紹介
児玉竜一[コダマリュウイチ]
早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程を単位取得退学。東京文化財研究所、日本女子大学准教授を経て、2010年から現職。2013年より早稲田大学坪内博士記念演劇博物館副館長を経て、現在は館長。歌舞伎学会会長なども務める。歌舞伎・文楽などを研究するとともに、「演劇界」「朝日新聞」などに歌舞伎評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maxa
けろ
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- 和書
- 不規則信号論 〈下〉