出版社内容情報
アイヌの伝統的な布「アットゥ?」は、じつは木の皮から作られています。固い木の皮から、いったいどうやって、やわらかな布を作るのでしょうか。北海道・平取町二風谷で半世紀以上アットゥシ織りを続ける貝澤雪子さんを訪ねて取材をしたところ、見えてきたのは、ひとりの女性が激動の時代を生きぬいてきた歴史と、地域をあげて行われているアイヌ文化の伝承活動、そして何よりも、雪子さんを中心にした家族や親しい人たちとのきずなでした。
内容説明
アイヌの伝統的な布アットゥシは、じつは、木の皮から作られています。かたい木の皮から、いったいどうやって、やわらかな布を作るのでしょうか。北海道でアットゥシ織りを続ける女性をたずねて、見えてきたものは―
著者等紹介
横塚眞己人[ヨコツカマコト]
写真家。1957年横浜市生まれ。日本写真家協会会員。ボルネオ保全トラストジャパン会員。著書に、日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』(ほるぷ出版、江口絵理・文)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
38
図書館で借りて読了。4年前に娘と初めて札幌へ行った時、地下街でアイヌの伝統的工芸品を販売しているブースがあり記念に買いたかったのですが、お値段を見て購入を諦めました。これだけの手間がかかっているのなら、妥当な値段だと納得しました😊2026/05/20
ちえ
37
二風谷町でアイヌの伝統的な布アットゥシを織り続ける貝澤雪子さんの写真絵本。アイヌ工芸家の娘の真紀さんデザイン、雪子さんの後継者の孫の由貴さんも糸作りから関わっている着物、美しいなぁ。2年前にウポポイでアットゥシ織りを見たが「アットゥシは8割が糸作りで2割が機織り作業」という雪子さんの言葉の通り、オヒョウの皮をはぐところからの作業が写真でよく分かる。二風谷小学校のアイヌ文化の授業も楽しそう。昔近くの町に住んでいたから懐かしい。裏表紙の沢山の写真に写る人達の笑顔が素敵。作者の写真絵本もっと読んでみたくなる。2025/08/31
たまきら
36
日本各地の衣食住を学ぶことができるシリーズ、今回はアイヌ民族の伝統的な織物を継承されている方の活動がフルカラーで紹介されています。おわりに同化政策など歴史的な背景も紹介されており、より詳しく学べるようになっています。我が国の多様な文化・少数民族について学べる絵本、もっと出版されてほしいです。2025/09/18
熊本震災10年の雨巫女。
15
《本屋》木の皮から、作られた布。寒い北海道で、アイヌの方々の努力が素晴らしい。実際、手にとって見てみたい。2025/05/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
アイヌの伝統的な布アットゥシを織り続ける貝澤雪子さんのドキュメント。美しいアイヌ文様の着物を見たことはありますが、糸から手づくりされているとは知りませんでした。そして原料は木の皮。アイヌの伝統の深さを感じるおはなしです。 第52回 北海道指定図書 読書感想文コンクール指定図書 中学年2025/06/22
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