出版社内容情報
兼好法師は鎌倉時代の終わりから南北朝時代の初めごろに活やくした人物で、『徒然草』の作者として知られています。
『徒然草』の見どころは、兼好法師なりの世の中についての考えや、どう生きていくのかのヒントがつまっているところ。鎌倉幕府がほろび、大きく変わろうとしていた時代だからこそ、移りかわる世の中におもしろさを見出しています。
低い身分に生まれながら、豊富な知識を生かして、自分の能力で世の中を渡っていった兼好法師。
その簡単な伝記と、代表作『徒然草』や和歌、鎌倉時代の文化についてしょうかいします。
この1冊で、兼好法師と『徒然草』がわかる!
内容説明
みなさんは、兼好法師を知っていますか?鎌倉時代の終わりから南北朝時代の初めごろに活やくした人物で、『徒然草』の作者として知られています。『徒然草』の見どころは、兼好法師なりの世の中についての考えや、どう生きていくのかのヒントがつまっているところ。鎌倉幕府がほろび、大きく変わろうとしていた時代だからこそ、移りかわる世の中におもしろさを見出しています。低い身分に生まれながら、豊富な知識を生かして、自分の能力で世の中を渡っていった兼好法師。その簡単な伝記と、代表作『徒然草』や和歌、鎌倉時代の文化についてしょうかいします。この1冊で、きみも兼好法師と『徒然草』がわかる!
目次
おくれて来たインフルエンサー・兼好法師
兼好法師ってどんな人?
『徒然草』ってどんな作品?
声に出して読んでみよう徒然草 たいくつなので/ものごとの風情
声に出して読んでみよう徒然草 思いこみに注意
徒然草 兼好法師に言わせれば1 日本の四季
徒然草 兼好法師に言わせれば2 人間というもの
徒然草 兼好法師の人生アドバイス1 名人の教え
徒然草 兼好法師の人生アドバイス2 本当に役立つ能力
徒然草 兼好法師の人生アドバイス3 友だちというものは〔ほか〕
著者等紹介
中野貴文[ナカノタカフミ]
1973年生まれ。学習院大学教授。日本中世文学研究者。東京大学卒業。同大学院人文社会系研究科修士課程修了。同博士課程単位取得満期退学。『徒然草』などの研究に加え、古典文学の普及と教育についても、研究と実践を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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