出版社内容情報
「りょうての つめは 1ねんも きらせないから のびほうだい
かみにも くしを いれさせない うへえ! とだれもが さけんでる……」
1844年のクリスマスの1週間ほどまえ、若い開業医ホフマン博士は、3歳半の息子に適当な絵本と本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくりました。それがもとで生まれたのが、この歴史にのこる傑作絵本『もじゃもじゃペーター』です。この度、新装版として生まれ変わりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
31
新着棚で。古典として有名な絵本が新着棚にあった。新装版として生まれ変わったそうだ。実はちゃんと読んでいないので、借りてみた。1844年のクリスマスの1週間ほどまえ、開業医ホフマン博士は、3歳半の息子に贈る絵本を見つけられなかった。そこで、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくったそうだ。勝手なことをして、痛い目に遭う子がいっぱい。ブラックユーモアというのかな? 子どもたちは、これを読んでどう思うのだろう? 怖いもの見たさ? トラウマにもなりそう?2020/10/21
ヒラP@ehon.gohon
27
精神科医だから描けた絵本でしょうか。 これを見せられ続ける子どもたちの、心のケアはどうするんだろう、疑問が残る問題作品集です。 登場するのは問題を持った人ばかり。 きっとホフマンが日ごろ診察してきた患者たちを反映しているのでしょう。 私は、ここから教訓を汲み取るよりも、障害を持った人たちとの関連付けの方が近いと思います。2020/11/18
ヨシ
11
マザーグースを思い出させるような、クレイジーなストーリー性のある詩。リズムも良く、英語でも読んでみたくなる。2024/02/03
魚京童!
9
これはきっと読み聞かせなのだろう。日本語への変換が失敗している。意味がわからないが、意味なんてない。読み聞かせで言葉の流れに乗っかるのが大事だ。だから訳すことができないし、原語で読んでいれば面白いと思う。2024/12/09
かお
8
とんでもない内容の、短い話がいっぱいの絵本。親に内緒でマッチをすったら体に燃え移って灰になっちゃった。えー!今の絵本ではないような話。 ビックリだ😵2024/08/27