出版社内容情報
わたしのちいさなあかいかさ。あめふがふったら、こいぬ、こねこ、にわとりに、こうさぎ…みんなが、つぎつぎにやってきて…。アメリカを代表する絵本作家が贈るロングセラー名作の新版。
内容説明
わたしのちいさなあかいかさ。こいぬが1ぴきいれてって―。こねこも2ひき。にわとり3ばに、こうさぎ4ひき。みんなつぎつぎやってきて…。
著者等紹介
ブライト,ロバート[ブライト,ロバート] [Bright,Robert]
絵本作家。1902年、アメリカのマサチューセッツ州に生まれ、幼少期をドイツで過ごす。プリンストン大学を卒業後、ニューヨーク・タイムズの新聞特派員を経て、出版、広告などにたずさわる。1938年にニューメキシコ州に移ってからは、「おばけのジョージー」シリーズ(徳間書店)をはじめとする絵本を精力的に創作。1988年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
64
図書館にて。モノクロの中で傘だけ赤い。まるでソール・ライター。楽しく優しい赤い傘。雨が降り出すと、赤い傘にはみんなが集まってくる。梅雨の季節、傘は手放せないね。2021/06/18
yomineko@ヴィタリにゃん
59
女の子の赤い傘、晴れているけど持って行ったら降って来た!すると次々と動物たちが傘に入って来る😊最後は大きな熊さんまで🐻いいね~こんな傘。みんなが幸せになる😊2023/10/28
ヒラP@ehon.gohon
25
天気がいい日には、かさは不要かも知れないけれど、急な雨にはこれほどありがたいものはありません。 絵本の中で、唯一赤に彩られたかさは、存在感だけではなく、心の優しさも象徴しています。 次々にやって来る動物たちを入れるために、かさはどんどん大きくなりました。 キノコがかさの役目を果たしているところも、微笑ましく感じました。 この赤いかさのような心を持ちたいですね。2020/11/20
たーちゃん
20
女の子の赤い大きな傘に次々と入ってくる動物たち。背表紙のキノコの傘に入る虫さんが可愛かったです。2021/07/02
Cinejazz
14
雨が降りそうもない空を眺めて「赤い傘、持ってくるんじゃなかった・・・でも、わからない」 お日様に黒い雲がかかりはじめると「ほらほら! 降ってきた!」 赤い傘を開いた少女の足元には、雨宿りを求めて集まってきた動物たち(子犬、2匹の子猫、3羽の鶏、4匹の子兎、むくむくの子羊、2匹の山羊、3匹の子豚、4匹の子狐、びしょぬれの熊さん)でいっぱいに。大きく広がった魔法の赤い傘の下、少女は皆と〝雨の唄〟を歌います。・・・雨あがって、みんなお家に帰ります 「赤い傘、持ってって良かった」 ・・・リズム感あふれる絵本です。2022/10/17