出版社内容情報
元気いっぱい、自然のなかであそぶのが、大すきだった女の子。はじめて本を読んでもらった日から、たちまち、おはなしの世界にむちゅうになってしまいました……。たくさんの物語をつむいで子どもたちを楽しませたアストリッド・リンドグレーン。物語を通して、自分らしく生きる喜びを表現しつづけたその生涯を、やさしい言葉と親しみやすい絵で伝える。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。
内容説明
元気いっぱい、自然のなかであそぶのが、大すきだった女の子。はじめて本を読んでもらった日から、たちまち、おはなしの世界にむちゅうになってしまいました…。たくさんの物語をつむいで子どもたちを楽しませたアストリッド,リンドグレーン。その生き方をやさしく伝える「はじめてよむ伝記えほん」。巻末には写真とわかりやすい解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
17
『長くつ下のピッピ』の原作者 アストリッド・リンドグレ-ン (1907-2002)の生涯を易しく描いた「伝記えほん」シリ-ズの一冊。スウェ-デン南部の小さな町の農家に生まれたアストリッドは4歳の時に年上の子にお話しの本を読んでもらって以来、本の虜になり、やがて学校の図書室の本を全部読んでしまいました。卒業は、新聞社や秘書の仕事をしながら、再婚相手との間に生まれた娘カリ-ンから「ピッピのお話しをして❢」とせがまれます。後年、ピッピの痛快な物語が出版され、児童文学作家の誕生となったのでした。2025/05/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
長くつ下のピッピや、やかまし村シリーズを代表するリンドグレーンの伝記絵本。2023/12/06
Midori Matsuoka
8
『長くつ下のピッピ』で有名なイギリスの児童文学作家アストリッド·リンドグレーンさんの伝記絵本。 挿し絵がかわいらしく、かつ前半は読み聞かせにも向いていそうな易しい文章。深く知りたい人には巻末にある解説や関連する文献紹介もあり親切な一冊となっている。 ピッピが生まれたいきさつや、作品からはわからない彼女の人となりを垣間見ることができた。2022/04/28
こんぶ
6
こんな可愛い伝記絵本があるとは!名前は知っているけど実はよく知らないんだという私のような者に分かりやすく入りやすい本!ながくつしたのピッピ読みたくなった2022/06/13
遠い日
6
「小さなひとりの大きなゆめ はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。子どもの頃から大好きな作家、アストリッド・リンドグレーン。わたしは「やかまし村」シリーズにのめりこみました。今もリンドグレーンでは、このシリーズがいちばん好き。ごく簡単な伝記なので、ポイントをかいつまんだ印象ですが、どんな人かなという素朴な興味から入るのもいいと思います。2022/04/19