出版社内容情報
じょうぶで便利な素材、プラスチックは、わたしたちの暮らしに役立ってきました。しかし、今、捨てられたプラスチックが、世界の海で生き物たちに深刻な問題を引き起こしているのです。この絵本では、プラスチックのすぐれた特性、製造の方法から開発の歴史など、プラスチックの成り立ちを知りながら、使用後の廃棄方法、リサイクル方法とその問題点、海に流れだしたプラスチックごみが生物にあたえる深刻な影響まで、豊富なイラストでやさしく、わかりやすく伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
17
韓国の絵本 国立環境研究所の田崎智宏氏監修で解説頁有 石油を蒸留してガス・ナフタ・ガソリン・灯油・軽油・重油・アスファルトに分け、ナフタからプラスチックを作る 『プラスチックのおかげで、わたしたちの生活はべんりになりました。でも、プラスチックのせいで海や川などがよごれ、たいせつなかんきょうがおびやかされています。わたしたちは、プラスチックをかしこくつかって、量をへらさなければなりません』 英題“Plastics, Their Past, Present, and Fiture” 元本2017年 2020刊2020/08/13
みーさん
4
どうしてプラスチックが問題なのかよくわかる。2021/07/04
shoko.m
2
実際にあった、プラスチックのアヒルなどのおもちゃのコンテナがひっくり返って世界中を漂流した話をもとに、プラスチック問題を考えるようわかりやすく説明している科学絵本。プラスチックの利点と問題点の両方を説明し、その上でどうしていくかを考えようとしているところがよい。中学年くらいからかな。この本をきっかけにほかの詳しい本をという読み方をするとよさそう。2020/12/26
river1031
1
とても便利で生活に不可欠なプラスチック。 使われるようになった経緯も書かれてわかりやすい。レジ袋だけではプラは減らないだろう。ただ、エコバッグからでも始めることによって、意識は変わっていくと思う。 2020/07/18
koharu
1
図書館本。以前にも同じようなものを読んだが、それは文字ばかりで流し読みしてしまった。 レジ袋が有料化され、「これってどうなんだろう」と思ったときに読むことができた。子供ようなので、読みやすいが、元々が韓国の方が書かれた本を翻訳していているのに、解説の人のほうがクローズアップされているなんだか不思議な本だった。(表紙) プラスチックの扱いは自治体によっていろいろ。全部燃えないゴミ扱いのとこもあったし、燃えるゴミでOKなとこにも住んだ。今はプラマークがあればリサイクル。なかったらゴミって感じ。結局、何が正しい2020/07/14