出版社内容情報
ちびクワくんは、お手伝いがいやで、家をとびだしました! 野原では、他のむしたちが、楽しくあそんでいます。なかまにいれてほしいと思うちびクワくんですが、「とくいなこと」をたずねられて、悩みこみます……。チビクワガタの生態は、ほとんど知られていません。作者は実際にチビクワガタを飼い、繁殖させ、つぶさに観察してこの絵本を描いています。そのように生態をふまえながらも、迷路あそびなどもとりいれた、楽しい絵本に仕上がっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
52
絵本。虫たちにはそれぞれ得意なことがある。チビクワガタのちびじクワくんは、自分の得意なことは何なのか考える。迷路あり▽虫の擬人化にちょっと違和感あり。読み聞かせ可2021/01/20
くぅ
29
昔、コクワもよく捕まえてたけれど…穴掘り名人(虫?)なんだね、知らなかった。勉強になりました!息子は最近覚えたカブトムシとクワガタのバトルに喜んだ。(4歳1ヶ月)2021/06/13
たーちゃん
26
ちびクワくんの特技がすごい!息子もその土の中の迷路に興奮していました。そしてやっぱりカブトムシとクワガタのケンカのシーンは好きなようで、読み終わってからも見たがってページをめくっていました。2020/10/24
しぃ
23
チビクワガタの生態が面白い。昆虫好きな長男へと思ったけど、ちょっと早かったかな。また読み聞かせてみたい。2020/09/17
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。やましたさん、初読み。チビクワガタのちびクワくん。他の虫と遊びたいと声を掛けたら、「得意なことは何か」と聞かれた。得意なことがないと仲間に入れてくれないの?とビックリした。でも、これをきっかけに、自分の得意探しを始めるのは悪くない。さあ、どんな特技が見つかるのかな? ちなみに私は、チビクワガタという種類さえ、知らなかった。途中、迷路遊びも楽しめるのはいい。2020/08/24