しあわせなときの地図

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  • サイズ A4変判/ページ数 26p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784593100644
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でもあるとき、戦争のせいで、家族と逃げなければならなくなりました。町を出るまえの晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。戦争の哀しさ、理不尽さ、そして小さな希望が切々と描かれる、こころにひびく絵本。

内容説明

生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも戦争のせいで、家族と逃げなければならなくなりました。町をでる前の晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると…。戦争のかなしさ、理不尽さ、そして小さな希望がせつせつとえがかれる、こころにひびく絵本。

著者等紹介

ヌニョ,フラン[ヌニョ,フラン] [Nu〓o,Fran]
スペインのビルバオで生まれ、10か月のときからセビーリャに住む。作家、書店員、編集者。児童書を中心に、小説、短編、詩、絵本など、30点あまりの著書がある。文化活動、読書推進にも広くかかわってきた。作品はスペイン国内の公用語のほか、英語、ドイツ語に翻訳されている。『しあわせなときの地図』で2017年にニューヨーク市ビッグ・ブック賞を受賞した

セレイ,ズザンナ[セレイ,ズザンナ] [Celej,Zuzanna]
ポーランドのウッチで生まれ、子どもの頃からスペインのカタルーニャ地方に住む。バルセロナ大学で写真と版画を、リョッジャ美術学校でイラストレーションを学ぶ。写真、絵、版画、ポスター、壁画など幅広く手がけてきたが、現在は出版のイラストレーションにほぼ専念し、後進の指導にもあたっている。挿絵やイラストレーション、装画を手がけた絵本や書籍は50点以上

宇野和美[ウノカズミ]
翻訳家。東京外国語大学スペイン語学科卒業後、出版社勤務を経て、スペイン語の翻訳家となる。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

332
文はフラン・ヌニョ。ビルバオ生まれ。絵はズザンナ・セレイ。カタルーニャ在住。少女のZOEの眼を通して語られる。戦争に追われ、町を離れる時にZOEが作った地図。幸福な思い出が随所にある。じぶんの家。学校の古い校舎、図書館。読者にも仄かなノスタルジーを喚起する。そして、絵がいっそうにこの感覚を跡付ける。柔らかな、しかしそれでいて同時に確かさを備えた絵だ。望郷の感じがひしひしと伝わってくる。語りすぎない、けれど静かに語る、そんな絵である。作者は最後にアンネ・フランクの日記の言葉でしめくくる。 2023/10/15

ケロリーヌ@ベルばら同盟

82
「町をはなれる前のばん、ソエは つくえのうえに 町の地図をひろげました。」女の子が、10年のあいだに楽しいことがあった場所に、印を付けてゆきます。おばあちゃんの家、学校、公園、映画館、町の外れの北の橋…。何処にでもあるような、普通の町。けれど、世界にただ一つの、ソエが生まれてからずっと暮らしてきた町。幸せな思い出がいっぱい詰まったソエの家。本棚に胸踊る冒険の宝物が並ぶ図書館。たくさんの印が付いた地図と共に、「命」という名を持つ女の子は旅立ちます。戦火に傷ついた町から、失われた幸せを、未来で取り戻すために。2022/01/01

☆よいこ

76
戦争を考える絵本。ソエ(ZOE)は戦争のせいで、大好きな生まれ故郷の町を出ていくことになった。町の地図をみながら思い出の場所にしるしを付けていく。自分の家、学校、図書館、公園、川、映画館。どこも大切な思い出で詰まった町を出ていかなければならないことに、深い悲しみを感じる。「しあわせなときの地図」をカバンにしまい込んで、ソエは町を出る。戦争が終わっていつか戻ってくる日のために▽ソエという名前はギリシャ語で「命」「人生」を意味する。日常のささやかな喜びについて気付かせてくれる絵本です。2020年刊2023/10/04

とよぽん

68
生まれてからずっと暮らしてきた町なのに、戦争のせいで家族と外国へ逃げなければならない。ソエは、10年の間に楽しいことがあった場所や大好きな場所を思い出しながら地図にしるしをつけた。それを赤鉛筆で結んでいくと、あらわれた形は・・・。ソエ(ZOE)はギリシャ語で命、人生という意味。戦争という不条理、最初の町の様子と最後の様子を対照的に描いた絵に怒りと虚しさが表されている。2021/02/06

tulip

56
普通の日々の愛おしさ。戦争は要りません。2021/01/23

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