出版社内容情報
マティスはちっちゃいおんなのこ。毎日、ちっちゃな歯をみがき、ちっちゃなくつをじぶんではいて、いろんなところにでかけます。あるひ、マティスに弟がうまれました。うわあ、ちっちゃい! そしてマティスは気がつきいたのです。マティスはもう、ちっちゃくないのかな? ――きょうだいが生まれる喜び、成長する喜びに満ちた絵本。
クレア・キーン[クレアキーン]
著・文・その他
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
17
まだまだ幼い女の子に弟ができた時、急にお姉さんになった喜びが描かれています。 自分自身もまだまだ小さな存在を知りながら、少しだけ大きくなって、何よりも仲間ができた喜びでしょうか。 でも、そんな存在を一番喜んでいるのはお母さんですね。 そんな絵本です。2018/05/29
mntmt
16
かわいい、すてきな絵本。2018/05/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
マティスはまだ小さい女の子。見る世界が全て自分より大きなものでしたが、あるひ弟が生まれ、マティスは自分より小さいものの存在を知ります…。兄弟を迎える時に読みたい絵本。作者の体験からうまれたおはなしです。2021/12/08
遠い日
11
まだまだちっちゃいマティス。でも、自分よりもっとちっちゃい弟が生まれた時、自分が大きくなったことを理解するマティス。お姉ちゃんとしてがんばるのは、そんな自覚があるから。健気な心遣いがとっても愛おしい。2018/06/22
ケニオミ
10
ちっちゃい、ちっちゃいと言っていても、いつまでもちっちゃい訳じゃないんだよ。大きくなるのは誇らしく、喜ばしいことだけど、ちっちゃい特権を放棄しなくちゃいけないのかもね。2018/06/26
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- 和書
- 一歩後退二歩前進