感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂糖と塩
8
前巻から続くエピソードは、全体の三分の一ぐらいで無事に解決。迫る超新星爆発とか、そこからの脱出方法とか、すんごい本格的でした。後半はナンセンスコメディを挟んで、イザナギとイザナミの神話をモチーフにしたエピソードがメイン。ピンチの点ではこれまでを上回るはずなのに、ゲストキャラの持ち味のおかげで、終わりまで妙にほっこりした感じでした。うーむ、楽しい。前回でお気に入りとなった兎のシルビアが、出番多かったのも良かったっす。新登場であるコアラのモモも可愛いなー。笑うと糸目になって、ゆるーい顔になる辺りが特に。2015/10/21
neimu
6
キラ船長が娘の憧れ。いや、私自身も連載当時憧れた。最初の登場の頃のオリジナルのキラ・ナルセを知らない人は、そこまでたどり着いて川原泉ファンになって欲しいと思う今日この頃の私。次世代ファンを獲得したいわ。2009/08/15
王蠱
3
行かなきゃいけない場所がある、会わなきゃいけない人がいる。宗教惑星での騒動を経て「ブレーメンⅡ」が辿りついたのは希少資源ががっぽがっぽな星。男性進入厳禁なワケあり惑星にいた女、そして彼女を探していた男。二人の関係とは……今回はナッシュのライバルが本格登場……なわけだがお前ら、実はケンカするほど仲がいいんじゃねぇの？ってくらいこっちもこっちでなんだかんだいい奴で。シリアスに決めるとこは決めるけど肩の力抜くところはさらりと抜いて楽しめる、そんな気負わない楽しみ方がよく似合う物語2016/05/05
千木良【comics only】
3
プレコグニション 一種の 予知能力 …かな 野生の 研ぎ澄まされた 能力が危険を 事前に察知 するのだな ニブくなった われわれ人間が とっくの昔に 失った能力 だね ∥ 解説は作家の小川一水さん2015/09/19
mayama@読書生活自由型
2
再読。スペースオペラとしてはかなり本格的・・でも随所に挟まれるエピソードがふんわり軽くてほんのり笑えるのがさすがです。フェミニズムな要素があっても決して堅苦しくならないのがやっぱり川原教授だなー。2009/11/19
