内容説明
三軒茶屋でカフェを営む佐倉頼朋の前に、突如舞い戻った由利高晴。超イケメン&世界一のショコラティエとなったその男は、昔、頼朋がバレンタインにこっぴどく振った、冴えない後輩だった。驚愕の独善解釈で十有余年想い続けていたという高晴は戦慄もののド変態で、疎遠中も謎のルートで頼朋の写真や物品を蒐集、コレクション部屋を作り、そレを守る番犬の名はヨリトモ(アフガンハウンド)―か、完全に病気である!はたして頼朋は一途な男の妄愛を躱しきれるのか!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タビサ
73
12年の片思い、一途に想い続けてストーカー&変態な高晴。ヤバイ奴きた!って思ったけれど、段々と可愛くなってきちゃった。 好き過ぎる頼朋の物を蒐集、盗撮、隣に引っ越し、集めた物をしまう頼朋部屋、そこを守る番犬にヨリトモと名付けるとかドン引きの変態執着愛。 好き好き~でガンガン迫るけど、決して頼朋を傷つけるようなことはしないし、守る姿勢とか一途で堪らない。頼朋が陥落するのもわかる気がする。めげない一途な高晴の執着勝ち(笑)二人の会話もテンポ良くて面白かった。 川琴ゆい華先生の他の作品も読みたいな。2016/01/10
チョコ大福
37
【まるまるさん♪】変態ストーカーもここまで来ると潔いというか、アッパレでございます。チョコレート食べたくなったな〜板チョコではなく本格的なチョコが食べたい。攻め視点のSS。意外と策略家だった攻め。ただのお馬鹿ワンコだと思ったのに(^w^)2014/11/27
とも*
33
これは高晴のド変態ストーカーぶりが凄くて頼朋じゃなくても引くわー と思いつつ悉く想像の上を行く変態ぶりに笑ってしまった。高晴が取り敢えず成就しても好き好き言ってるだけなのでどこに惚れたんだろうと思ったら最後の最後に語られててそれがまたなんでそのシチュで…と苦笑い。頼朋が男らしくて良かったのも楽しめた要因だけれど、頼朋父にはムカついて仕方なかった。読み終わってみれば甘々バカップル。一役買ってる(?)頼朋の右腕な建斗がまたいいキャラだった。 止めるのか後押しするのか面白がってるのか…プレゼントに笑った。2013/07/13
きょん
32
やってる事はまごうかたなく変態ストーカーだと思うんだけど、法律に触れる事はしないという自制(?)のせいか、イケメン効果のせいか、何とも明るく爽やかなヘンタイっぷりでした。面白かった~。2013/10/28
そらねこ
31
正に妄愛でした…汗。ちょっと怖いし、BLだからこそ成立する愛情かな…。妄執と呼ぶにふさわしいほどの愛でしたが、何故そこまで好きか理解は出来なかったけど、そんなに好きなんだから応じてあげて…とついつい逃げ惑う受を責めてしまう程w そんな変態な攻めでもカッコ良くて愛があれば全然OKですよね?2017/03/18
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