内容説明
神島久則は自動車メーカーのサラリーマン。実家は離島の神社で自身も神職の資格を持つ。年に一度の大きな祭祀、例祭で、久則は妹の代わりに巫女をしなくてはならなくなった。例祭の夜、巫女は神様を迎えるため本拝殿で一晩過ごす。そこへ現れたのは、なんと会社の同僚、池森彰威だ。本拝殿へ足を踏み入れた男には神が宿る。巫女は神、つまりその男と契らなければならない―。古い言い伝えを信じた久則は、意を決して池森と交わる。ただ一夜の出来事を忘れ去りたい久則をよそに、池森は会社でも積極的にまとわりついてくるようになって…!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たにしぃ
7
サラリーマン巫女、考え方が凝り固まってるのが可愛らしかった。2013/08/24
chisa
6
島にひっそり伝わる因習とか、神事とか、そういうのが大好きなのでものすごく楽しかった!神島家以外の男が立ち入ったら契らなければならないといういわば事故のようなセックスからはじまった関係が、徐々にプライベートな想いになっていくとことかよかったです。久則がこれから自我をもっと出していけるようになるといいなぁ。表紙や挿絵も美しくてよかったけど、特に扉カラーのイラストの池森の表情が好き。2015/07/26
うっくれ
5
神島がいつ池森のことを好きになったのかがよくわからない。口達者な池森にうまく言いくるめられている気がする。ただエロのとき神島が最後まで強気な態度だったのは良かった。2013/09/10
tanya
4
普通に楽しめるお話。3Pが苦手な私にとっては安心して読めたものです。藍生さんの2人ものに食指が湧く自分というものを再確認出来た私でした。2014/01/02
さくも
3
冷静に考えたら二週間の間の話だから展開早いやらもわっと曖昧なまま終わる印象受けるのも仕方ないかな。殻に閉じこもってた受が外に目を向けるって話ならもう少しそこまで書いてくれればよかったとは思いつつ。あとこんなにサラッとしたお話で終わるなら別にBLACKでなくてもよかったんでは。2013/09/10