内容説明
地味な公務員の九条一省は、夜の街に出ては刹那的な出会いを繰り返していた。恋人だった昌成を十年前に交通事故で失った心と体の隙間を埋めるためだ。毎月十日の月命日は、昌成の弟でカメラマンの坂口康成と過ごし気を紛らわせていたが、ある日彼に好きだと告白される。夜の顔を知った康晴に「セフレでもいい」と迫られ、一省は肉体関係を持ってしまう。それでも康成とは付き合えないと拒むが、双子モデルの謙也と克也、マネージャーの孝典と仕事している康成を見ると、一省の心はざわつく。さらに双子ホストの永遠・久遠に、妙なことを教えられ…。
著者等紹介
藍生有[アイオユウ]
北海道出身。8月7日生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みしろ
2
他カプとかと一緒にご飯行くところいいなー。スピンだからだろうけど、結構好きなシチュなのにあんまり見ないから嬉しい。書き下ろしのハメ撮りで受けが指で広げて中も撮ってっていうところ最高だった2015/05/31
kinoko
1
3.5 この著者にしては珍しく純愛路線。軽く見えて実は一途な攻が健気で良かった。2013/03/18
tanya
1
双子のお話が多くてこの作家さんのは読むのに躊躇してたけど、このお話は一対一で読み易かった。純粋に小さい時から思ってた人と両思いになれてよかったねという感じでアッサリ読めました。2012/12/10
ばなこ
1
双子シリーズのスピンオフだけど1対1。全体的にじっとりした暗いイメージなのは、作中でも雨がよく降っているため?それともブラックだから?精神的にだけでなく身体的にも満足できるのが愛なんだよ、という話。前作の双子カプも元気そうで何よりでした。2012/07/01
紫野
1
ゴメン。このカメラマン前に出てきたみたいだけど、記憶にないorz 双子のモデルとホストは覚えているけど。愛のある展開でよかったと思う。面白かった。2012/04/12