出版社内容情報
新米剣客・俊一郎は少女の姿をした、やっとうの神・鈴と共に、将軍暗殺を企む戦神・威風に立ち向かう。神と人との絆を描くファンタジック時代小説。第1回・招き猫文庫時代小説新人賞・大賞受賞作品。
2016年7月刊。
西本雄治[ニシモトユウジ]
眼福ユウコ[ガンプクユウコ]
内容説明
17歳の剣客・瀬川俊一郎は、神社で出会った剣術を司る「やっとうの神」を名乗る少女・鈴に気に入られ二人で暮らすはめになる。やがて鈴が本物の神だと知り、将軍暗殺を企む戦神・威風に共に立ち向かう。人の役に立ちたいという願いを持つ鈴、剣にすべてを賭ける俊一郎。神と人との絆を描くファンタジック時代小説。第1回・招き猫文庫時代小説新人賞・大賞受賞作を改題。
著者等紹介
西本雄治[ニシモトユウジ]
1986年、熊本県天草市生まれ。大学卒業後、代々木アニメーション学院福岡校へ進学し、本格的に執筆活動を始める。『やっとうの神と新米剣客』で第1回招き猫文庫時代小説新人賞・大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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煙突
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【ネタバレ】「招き猫文庫」というのは、時代小説に馴染みのないけどラノベは好きな人に向けて作られたシリーズのようだ(違ったらごめんなさい)確かにこの小説も、専門用語や考証に忠実すぎる言い回しは最小限にしてあるので大変読みやすい。清廉で一本気な主人公は素直に応援したくなる。「神様」の鈴ちゃんも、のじゃロリ押しかけ妹と、素晴らしいですね(尊い)面白い剣豪青春小説だと読み進めていくと、後半の戦闘シーンがいきなりファンタジー展開になって中年の池波読みにはたまげましたが、神様同士なんだからあたりまえか。楽しく読みまし
ちゅるふ
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「やっとう」の神といっても、「夜刀浦」の神とか、一歩進んだ「くっとう」の神ではないのでした。2016/07/08