出版社内容情報
MOE絵本屋さん大賞2020第1位を受賞した『あつかったら ぬげばいい』の姉妹編が登場!
歌手になりたいと願う女の子、自分が何に向いているかわかったおじいちゃん、朝顔の花が咲いたのを発見した女の子…。
こんな時代だからこそ、日常に小さな希望を見つけたい。
どこかのページに、あなたがいるかもしれません。
子どもだけでなく、大人も何度も開きたくなる絵本です。
2022年4月刊
内容説明
しあわせが、見つけにくい日も、あるけれど。
著者等紹介
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年神奈川県生まれ。『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなにあんなに』(ポプラ社)でMOE絵本屋さん大賞第1位を受賞し、7冠に輝く。『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
256
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。本日(4/1)発売の最新作を読みました。プチLuckyがあっても、中々上手く行かないのは良く解ります(笑) 「かみはこんなに多いけど、白髪化が止まらないの!」(@_@;) https://www.hakusensha.co.jp/books/97845927630002022/04/01
馨
132
この絵本のシリーズ好きです^^本当は、自分がほしい幸せは、ほんのちょっとしたところに、ちょっとしたことで沢山溢れているのに、日々の嫌なことやマイナス面、大きな暗いニュースや出来事にとらわれて、見えなくなっているだけで、いつかは掴めるものも、一歩踏み出せば得られるものもあるんだと気付かされました。『つづきがよみたいまんががあるの まちはこわれてしまったけれど』これが1番衝撃の言葉でした。ウクライナの子供たちを思い浮かべました。2022/06/11
美紀ちゃん
132
ヨシタケシンスケさんが好きで、新作が出るとすぐに読みたい! あいかわらず、深い。 クスッと笑えるページもあるけど、 うーんと考えてしまうページもある。 共感できる。 思ったんだけど 後ろから読むといい感じでハッピーじゃない? ね? やってみて! 2022/05/15
たいぱぱ
111
やはりヨシタケシンスケは凄い。絵本というより、とても簡単なイラスト入り詩的哲学書みたいです。「いつかかしゅになりたいの」「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」こんな簡単なエピソードの繰り返しの中に笑い、悲しみ、美しさ、残酷さがあるんです。この絵本の中に誰でもハッとする事があるんじゃないでしょうか。この絵本の凄いところは、一見持ってる夢が破れる様に感じることが、逆から読むと「希望」になるんです。大人にも子供にも生きてて一番大切なものですよね。胸がいっぱいになり本屋で立ち竦んでました。←また立ち読みかよっ!2022/05/20
keroppi
92
ヨシタケシンスケ展で読んだ。時に笑い、時にフッと悲しくなり、あーそんなこともあるよねと思ったり。辛いこともあるけど、いいこともある。ヨシタケシンスケさんの人を見つめる優しさを感じる。2022/04/22