出版社内容情報
ボクは ぬいぐるみの「ぷく」。
ずっと いっしょだったモモちゃんが
おとなになって とおくに行ってしまってから
ながいあいだ ひとりぼっちだったけど
ある日 へやのカーテンがあけられ
あたたかい手が ボクをとりあげてくれて―――
ぬいぐるみを愛する すべてのひとに贈る
やさしさあふれる おはなしです。
クマのぬいぐるみ「ぷく」のモデルは
hippie cocoさん作のテディベアです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
163
表紙絵とタイトルに魅かれて読みました。 母娘二代に渡って愛される熊のぬいぐるみの「ぷく」は、幸せ者です🐻🐻🐻 https://www.hakusensha.co.jp/books/97845927629422021/09/14
はる
69
何て切ない表紙の絵。でも、とても温かい物語です。主人公はぬいぐるみの「ぷく」。ずっと一緒だったモモちゃんが遠くへ行ってしまい、長い間ダンボールに入れられたまま。でもある日、温かい手が僕を取り上げてくれて…。おもちゃ病院のおじいさんとおばあさんが素敵です。そのおばあさんが、たった一つだけ治せなかったこととは…泣かせます…。2023/01/19
花ママ
48
読み友さんのレビューを読んで、即予約!表紙いっぱいに傷んだくまさんの顔が描かれていました。ただ、ここまで可愛いがられたくまさんは幸せ者です。そして、優しいおもちゃびょういんのお二人の手で、元通りに治してもらい、たくさん遊んだママから子どもに渡される。本当にステキです。2023/01/22
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
モモちゃんが大事にしていたクマのぷくちゃん。少しの間、箱の中が居場所だったけれど、ある時、箱から出され、おもちゃ病院へ行き生まれ変わり、娘のツボミちゃんの元へ。親子2代で大事にされて良かったね。おもちゃ病院の老夫婦が素敵でした。こんな老後を過ごしたい。コロナ前に地元で、おもちゃ病院のボランティアに参加したことがあります。おもちゃの治療をする側だったのでドキドキ。2つ依頼され、修理が無事に完了した時ホッとしました。2021/12/07
イケメンつんちゃ
32
成人の日 二十歳の献血 地下鉄の最終駅 一番出口辺り一面 スーツと晴れ着のオンパレード 2024年1月8日 からの 二回目の読書 まさかまさか 深夜帯に ケツメイシの さくら 大声で歌ってないでしょうね 手も恥ずかしがらずに ちなみにPVに出ていたあの方 鈴木えみさんです 何かの媒体に紹介されていた たぶん新聞 この作品も大好き シンプルで愛くるしい 主人公の成長がやわらかい ピンク色は使われて無いけど なぜか ピンク色が浮かび上がります オチが素敵過ぎます イヤなやつは ケ・セラ・セラ コレペティトール2024/10/04