出版社内容情報
子猫のおかあさんは、体が長い長い猫。
ある風が強い日、子猫は遠くまで吹き飛ばされてしまいます。
おかあさんの顔を見たくて、心細い思いのままひたすら走る子猫。
さて、子猫はおかあさんに会えるのでしょうか?
人気作家の共作が実現!
親子の愛情を描いたお話です。
2020年11月刊
内容説明
こねこのおかあさんはとってもながいねこ。あるかぜのつよいひ、こねこはふきとばされてしまいます。こねこはおかあさんとあえるのでしょうか?親子の愛情を描いたおはなし。
著者等紹介
キューライス[キューライス]
漫画家、イラストレーター、演出家、アニメーション作家、絵本作家として多彩な活動をしている
ヒグチユウコ[ヒグチユウコ]
画家・絵本作家。絵本多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
268
ヒグチユウコは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。最新作は、キューライスとのコラボ絵本でした。しかし絵本で何でもありだからと言って、八岐大蛇よりも長い猫なんて化け猫でも存在しないのにゃあ(=^・・^=) それでも子猫が可愛いので許します。 2020/10/30
馨
143
ねこのおかあさん、長〜い!思っていたよりだいぶ長かった(笑)。こねこが疲れて泣き出した絵が切なくてもかわいい。2020/11/08
ほんわか・かめ
93
長い長い!これは長すぎるでしょ!キューライスさんの一見シュールになりそうな展開が、ヒグチユウコさんの描く猫によって、なんとも愛情深い物語になっています♡「ながい」がテーマの絵本を探していましたが、新定番になりそうな感じ、そしてトップに躍り出ました!(笑)2020/12/20
k sato
88
猫のファンタジー絵本。ろくろ首もダックスフントもびっくり!胴のなが~い猫のおかあさんが登場します。どのくらい長いのかというと、子猫がお母さんの尻尾から顔まで歩くと日が暮れてしまう・・・そのくらい長いのです(;´Д`)子猫は途中で疲れて寝てしまいました。心配したお母さんは、なが~い尻尾で子猫を抱っこし、自分の顔まで運んでしまうのです(´▽`)こんな猫がいたら、全身巻かれてみたくなりませんか。子猫にも遺伝していたら、お互い絡み合ってしまいそうですね!ヒグチユウコさんが描く母猫と子猫の表情が愛おしいです。2023/07/15
mocha
88
ねこって意外と長い。というのはねこと暮らす人が一度は感じることだろうけど、このお母さんねこは破格!こねこがどんなに冒険したって、お母さんのテリトリーの中なんだね。孫悟空とお釈迦様みたい。不安で泣いちゃう子ねこがとっても愛らしい。母性は続くよどこまでも。2020/12/25