出版社内容情報
絵本、漫画、イラストで幅広く活躍する著者の新作は、シュールな味わいに満ちた絵本。
謎の生物「ゲナポッポ」の人智を超えた発想と行動、けれどもなんだか飄々としたたたずまい、その不思議な魅力に、誰もが惹かれることうけあい。読めば読むほどくせになる一冊です!
2020年10月刊
内容説明
ある日ハットさんが道ばたで拾った不思議な生き物、ゲナポッポ。正体はさっぱりわかりませんが、ゲナポッポのお話は、ユルくて、面白くて、深くて、なんだか癒される。
著者等紹介
クリハラタカシ[クリハラタカシ]
1977年東京都生まれ。マンガ、イラストレーション、絵本、アニメーションなどで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
247
クリハラタカシ 作。漫画、イラスト、絵本などで幅広く活躍。なんだかわけのわからない存在のゲナポッポ。名前からして正体不明。その実態もまたあるやなし。ゲナポッポ自身にもわからない始末。本書は掌編マンガ風のお話しが集積された絵本。これ1冊読めば、ゲナポッポのすべてがわかる(?)。絵も独特のとぼけたタッチ。とってもシンプルで、あえて奥行きのないイラスト風のカラーが綺麗だ。なお、通常の絵本にしては小さなサイズ。大きくするメリットがないから…ともいえる。2025/06/06
旅するランナー
189
謎の存在ゲナポッポがフラフラ・ブラブラ・プラプラする、ショートショート絵本。シュールでナンセンスなギャグでありながら、何だか奥深さがあって、不思議な魅力を感じます。意味分かんなくても、やむなし。2021/01/09
榊原 香織
80
ゲナポッポの好物はドーナツの穴、です。 ゲナポッポ、とは何でしょう? さあ? マンガ絵本2021/04/24
keroppi
78
読友さんのレビューを読んで。ゲナポッポ好きです。このフワフワとした感じ。私も何処かで見かけたような。あれは青空に浮かぶ雲みたいに見えたけど、ゲナポッポだったかなぁ。また会いたいなぁ。心もカラフルになってきそう。2021/03/26
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
この世界観、めちゃくちゃ好きです。謎の生命体だけど、ゲナポッポが何であってもいい。ホッと力が抜けて、クスッと笑えました。2022/06/30