出版社内容情報
「いらっしゃいませ、ゆめぎんこうです。
おきゃくさまは、どんなゆめをごきぼうですか?」
夢のアメを売る不思議なお店を営んでいるのは、
こわがりの店主ぺんぺんと、夢を食べるもぐもぐ。
ある日、夢を取りに来てほしいという依頼があって…。
リラックマの原作者コンドウアキが贈る、優しさあふれる夢の絵本。
2020年10月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
201
リラックマの原作者コンドウアキのリラックマ以外の絵本を読むのは初めてです。リラックマほどキャラは立っていませんが、夢が溢れる楽しい絵本、子供も大人も楽しめます。夢のアメを食べてみたい🍬🍬🍬 https://www.hakusensha.co.jp/books/97845927627512020/10/14
はる
89
好みです。大人にも響く、優しいおはなし。お客様の夢をアメにして売ったり、買い取ったりするゆめぎんこう。ほのぼのとした絵がいいですね。店主のペンギンのエプロン姿が可愛い。今回のお客はおじいさん。彼の見た夢の内容が泣かせます。2022/11/18
馨
83
リラックマの作者の絵本。かわいいし、いい話でした。夢を売る銀行があったらいろんな人の夢を体験できて、毎晩楽しいだろうと思います。私も好きな夢を買い取ってもらって自分で買うのやってみたいな。会いたい人に夢で会えるのっていいなと思いました。2020/10/25
ほんわか・かめ
57
一年に一度だけ、見た夢をゆめぎんこうに買い取ってもらえるという。バクが食べた様々な夢は、空を飛ぶ夢や虹を渡る夢などの飴玉になって販売される。絵も設定もかわいらしくてユニークだが、心打たれるのは後半!夢の買取を依頼にきたおじいさんの想いがとてもあたたかいんです。語られる思い出は愛に満ちていて、大人におすすめです♡2020/12/07
ぶんこ
55
楽しい夢、怖い夢、みんな買ってくれて飴にして売ってくれるお店「ゆめぎんこう」。眠れない日が続いたら、楽しい夢を買いに行きたい。おじいさんから引き継いだお店ですが、夢の買取り依頼が入ると、夜道を行かなくてはならないのが苦手なぺんぺん。バグのもぐもぐも一緒なので少し安心。お客さんが寝て、夢を見始めるともぐもぐの出番。今夜のお客さんはおじいさん。楽しい夢が続いて、絵を見ている私も気分がわっしょい。亡きおばあさんとの思い出の夢。その絵を描いてあげたぺんぺん。とてもいいお話でほっこりしました。2022/12/10
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