出版社内容情報
さまざまな「こまった」ことをかかえた動物たちが、みんなで助けあい、道を切り開いていきます。今に伝えたい、やさしさと希望に満ちたメッセージが心に響く、かこさとし80年代傑作絵本の新装版です!
2017年3月刊。
かこさとし[カコサトシ]
内容説明
今に伝えたいやさしさと希望に満ちたメッセージ。かこさとしの80年代傑作絵本が、装いを新たに登場!ピンチをのりこえるのは、たすけあいのこころ―。やまのなかで、みちにまよってこまったこぐまがであったのは、こりすや、ことり、こざる、みんなさまざまなことでこまったどうぶつたち。ちからをあわせてたすけあいながら、みちをすすんでゆきます。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年、福井県武生市(現・越前市)生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士、技術士(化学)、絵本作家、児童文化研究者。59年『だむのおじさんたち』で絵本作家の道へ進み、現在までに600点以上の作品を刊行。2008年菊池寛賞、2009年日本化学会より特別功労賞受賞。2013年福井県越前市に、かこさとしふるさと絵本館『〓(らく)』が開館した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるごん
18
2歳10ヵ月。長い絵本なので途中飽きていた息子だが動物たちがたくさん出てくるから最後まで聞いていた。まるでブレーメンの音楽隊のような動物たちの団結力。大人も楽しい絵本。2020/03/02
おはなし会 芽ぶっく
17
かこさとしさんの絵本。保育所のこりす組で読もうと思ったのですが、ちょっと長めなので今回は見送り。困った動物たちが助け合うおはなし。初版は1986年だそうです。あとがきにあった、子どもに接する大人の態度で大事なのは「明るく、はっきり、ゆったり」だそうです。肝に銘じます!2020/02/01
いっちゃん
13
一気に、みんなの困ったが解決されてスッキリ。2018/01/15
みつばちい
13
かこさんの絵じゃないみたいに(失礼)可愛らしい!!話もほのぼの。困った動物たちが助け合う温かい絵本2017/05/31
カラスノエンドウ
12
こぐまが迷子になって困っていると、こりすに会いました… 誰かが困っていたら、すぐに助けられなくても、まずは寄り添うことができたらと思います。心に優しさが広がっていくようなお話。 あとがきの言葉「明るく、はっきり、ゆったり」が印象に残りました。かこさんは深い愛情で子供たちを見つめていたのですね。2019/11/14