内容説明
ボイジャーくんのよぶ声が、かすかに、でもたしかにきこえてくるよ。かれのよびかけを、ずっとまっていたのかもしれない、あなたのところへ。遠藤賢司の心にしみいる歌の世界が、荒井良二の渾身の絵によって、更なる高みへと駆け上がる貴重な未発表音源による9分16秒の世界へと誘う、CDつき絵本。
著者等紹介
遠藤賢司[エンドウケンジ]
通称:エンケン。純音楽家。1947年1月13日茨城県生まれ。1969年シングル『ほんとだよ/猫が眠ってる』でデビュー。生ギターを琵琶のように引掻き鳴らし、魂をふり絞るように自身の内面を歌った世界は、当時のフォークロックシーンにおいて異彩を放ち衝撃を与えた。その後も「はっぴいえんど」を従えたアルバム『niyago』(NMM誌.日本ロック大賞2位)、『満足できるかな』(同.ロック大賞1位・収録曲『カレーライス』がヒット)や、日本ロックの名盤『東京ワッショイ』などを発表。そして近年の代表作『夢よ叫べ』の発売や、無人の武道館にたった一人で挑んだ実録映画『不滅の男/エンケン対日本武道館』の主演・監督…等々…日々新たな伝説と共に、繊細かつ烈しさを増すその歌と演奏は2009年にデビュー40周年を迎えても、尚いっそう留まる事を知らず、純音楽道を爆走し続けている
荒井良二[アライリョウジ]
絵本作家、イラストレーター。1956年山形県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業後、イラストレーターとして活動を始める。1990年にはじめての絵本『MELODY』(トムズボックス)を制作。その後数々の絵本を出版し、『うそつきのつき』で第46回小学館児童出版文化賞、『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞する。2005年にスウェーデンの児童少年文学賞である「アストリット・リンドグレーン記念文学賞」を受賞。アニメーション作品『スキマの国のポルタ』では、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。ほかにも、ライブペインティングや子どもたちとのワークショップ、自ら作詞作曲、ギター演奏をしてのライブ活動など、ジャンルを超えた活動で注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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吉田あや
今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺
mntmt
みずたま
gtn
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