内容説明
ロシアや、北ヨーロッパのくにがすきでよくほうろうのたびにでかけるちぐさおねえさんがかいた3にんしまいのおはなし。ふるくてなつかしくてでもちょっとおしゃれでかわいくない?こどもがよんでもおとながよんでもおもしろいよ!月刊MOE掲載の人気童話「マトリョーシカ三姉妹」シリーズがかわいい絵本になりました。イラストオールかきおろし。
著者等紹介
たざわちぐさ[タザワチグサ]
田沢千草。1977年青森県生まれ。ロシアやフィンランドなど、世界をめぐりながらお話や絵を創作し、年に一回くらいのペースで個展を開催。雑誌のイラストレーションやアニメーションのほか、舞台美術も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
11
(図書館本)マト・リョー・シカの三姉妹が山で出会う奇跡のお話。見返しの絵が面白い。秋色に染まった山の絵が印象的。2016/02/29
かんたあびれ
7
【絵本】マトとリョーとシカという3人のお話。5歳の息子は、声をかけるとキノコが大きくなるという場面は「すごい!」、月のかけらを手に入れた場面では「ずるい!!」と言っておりました。子どもの夢を詰め込んだお話です。ちなみにマトリョーシカは出てきません。2019/11/09
リリィ
4
こっくりとした素朴で可愛いらしい絵と、タイトルのヘッヘホイという謎の言葉に惹かれて手に取りました。魔法の呪文、ヘッヘホイ。思わず唱えてみたくなります。マト、リョ、シカの三人は、紅葉の海で甘い匂いを嗅ぎ取り、月の欠片を拾いに出掛けます。秋の訪れをじんわり味わう事が出来る絵本。2013/05/27
遠い日
1
マト・リョー・シカの三姉妹が月夜の晩に出会う奇跡。ロマンティックで、愛らしいお話。魔法のことばがこれまた愛嬌があって、まねして言いたくなる。明るい色づかいの絵が、秋の気配をぐんぐん伝えてくる。いい音のする「なないろに かがやく 月のかけら」を一人一つしか手にしなかった三人を見て、私の想像していたのとは違う方へ物語が動いていくことに、驚いた。その夜のできごとは、ほんとうにすばらしく清らかなお話で、こんな楽しみのために、月のかけらを一つだけ持ち帰ったのかとため息がでる。2008/12/14
あじさい
0
裏表紙の幻想的な絵が素敵。2011/06/10