内容説明
はなびらのなかから生まれた、小さな小さな女の子・おやゆびひめ。さまざまな冒険と苦難を経験し、幸せにたどりつくことができるのでしょうか?異国情緒あふれる絵とあたらしい訳で描かれる、アンデルセンの代表作・決定版。世界中で愛される名作「おやゆびひめ」が、すばらしい絵と訳でいま鮮やかによみがえる。
著者等紹介
南塚直子[ミナミズカナオコ]
1949年、和歌山県生まれ。大学卒業後、ハンガリーで油絵と銅版画を学ぶ。『うさぎ屋のひみつ』(岩崎書店)で赤い鳥さしえ賞、『キリンさん』(小峰書店)で絵本日本賞を受賞
森絵都[モリエト]
1968年、東京都生まれ。講談社児童文学賞を受賞した『リズム』でデビュー。『リズム』で椋鳩十児童文学賞を受賞したほか、『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞・産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』(講談社)で路傍の石文学賞など受賞多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猿田彦
4
この本は細かい線の銅版画絵でとてもきれいです。自然の中に暮らすことになる親指姫の周りは花がいっぱいで、花が大好きな5歳の孫にとってはたまらなく魅力的な本だったようです。そして森絵都さんの訳も素敵です。絵本の少ない子時代このお話はよく読みましたし、お姫様の話に夢中になりました。改めて読むと思い違いをたくさんしていました。魔法使いのおばあさんにもらったのは麦の種で、それにチューリップのような花が咲き親指姫が生まれたのですね。妖精ということも知りませんでしたし、全てさらわれて行ったと思い込んでいました。2022/04/30
奈良坂葵
4
森絵都さんの訳で改めて読むと忘れていた物語があった。2017/04/10
みい
2
あなたは妖精だったのね。色彩豊かで、うっとりしなが読みました。お姫さま好きな娘ちゃんも釘付けでした。美しい絵本。2019/05/18
読み人知らず
2
最後には理想の人と結婚できた親指姫。その境遇に昔、理想の人とは結婚出来なかった時代があったことを思わずにいられません。2008/01/01
きいろいポニー
1
森絵都さんの訳がきになり読みました。だいたいの流れはおぼえていたんですが、さいごの結末をわすれていた。2013/06/16
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